少し前まで 各国の放射性廃棄物は ドラム缶に入れて海に捨てていたのですね(-_-;)
禁止された今でも パイプを使った陸上からの廃棄は 合法なんだそうです。(;一_一)
放射能漏れ、海の放射能汚染は、今に始まった事ではないということなのですね
津波で打ち上げられたヘドロにも、様々な有害物質と共に
放射性物質などが含まれていないか? よくよく調べて欲しいものです。。。
今こそ見ておきたい動画を記録しておきます。
NHK BS 世界のドキュメンタリー
★動画1-http://www.youtube.com/watch?v=SteP6jHO1x0&feature=related
★動画2-http://www.youtube.com/watch?v=ElonJYY0tlM&NR=1
★動画3-http://www.youtube.com/watch?v=A1te458AnOU&NR=1
★動画4-http://www.youtube.com/watch?v=j9-jlK6dBx0&NR=1
★動画5-http://www.youtube.com/watch?v=xRisNwllHcI&NR=1
★動画6-http://www.youtube.com/watch?v=gVmd-47SsKE&NR=1
★動画7-http://www.youtube.com/watch?v=mQClEPK3g-g&NR=1
番組説明
原子力発電を推進する上で、当初から最大のネックは原子炉から
排出される放射性廃棄物、いわゆる核のゴミの処理方法だ。
およそ50年の間、各国はドラム缶に詰めて海洋投棄していたが
グリーンピースなど民間の反核団体の運動が高まり
1993年以降は船上からの海洋投棄は全面禁止となった。
その後、各国は核廃棄物をどう処理しているのか?
核開発はもともと軍事技術として研究が進められたため
取材班はまず世界初のプルトニウム生産工場を訪ねることに。
米・エネルギー庁から取材を拒否されるが、コロンビア川沿いに
ハンフォード核施設に近づくと、土壌からも、川の水からも
高濃度のウランやトリチウムが検出。
かつて汚染水を封じ込めたコンクリートからは、今も漏洩があるという。
一方、旧ソ連の核開発拠点となったチェリヤビンスクのマヤーク核施設では
1957年に核爆発事故が起きたが、公表されず地元住民にも伏せられた。
この地域を流れる川の下流は、今も放射能レベルは高く人々の健康が脅かされている。
さらに汚染された魚や牛乳を食べたため体内被ばくしている例も
あるというずさんな実態が明らかになる。
(橋の下の土 セシウム137 18万ベクレル/kg、 魚 600ベクレル、 牛乳 24ベクレル)
世界一の原子力推進国であるフランスでは、放射性廃棄物はどのように処分されているのか?
国内の原子力発電所から排出された廃棄物だけではなく、日本や他のヨーロッパ諸国からの
ものや、軍事用のものまでが、英仏海峡に面したラ・アーグに集められる。
そこでは世界最大の 原子力企業アレヴァ社が、核廃棄物の処分を一手に引き受けている。
現在 放射性物質をドラム缶を船から投棄する事は禁止されている。
1993年国際条約によって 放射性廃棄物の海洋投棄は全面禁止された
しかしそれはあくまでも船からの投棄だけ。
矛盾するようだが 陸上からの排出は いまだに合法
毎日 400立法メートルの放射性廃棄物を、パイプで英仏海峡に投棄している。
排気筒から出ているガスも問題 空気1立方メートル当たり 数万ベクレルという高い数値
ラアーグ上空で 1立方メートル当たり9万ベクレルという
非常に高い濃度のクリプトンが検出されている。核実験の時より多い
100メガワットの発電量の原子炉を稼働すると 毎年20トンの使用済み核燃料が出る。
アレヴァ社の広報担当者の説明によると、使用済み核燃料は特殊な
再処理工程を経た後、1%がプルトニウムとして、95%がウランとして
回収され再利用されるため、廃棄されるのは全体のわずか4%にすぎないという。
そこで取材班は、回収されたウランが、どこで、どのように
使われているかを知るため、追跡取材することに。
回収ウランの行き先は、フランスから8千キロ離れたシベリアの奥深くにある
トムスク、そしてさらに先にある地図に載っていない秘密都市セヴェルスクだった。
外国人は立ち入りを禁じられているが、Googleマップで施設内を上空からのぞくと
たくさんのコンテナのような物体が無造作に放置されていた。
使用済み核燃料95%再利用の実態はいかに?