地サイダーはかつて日本全国の様々な場所で地元を主な販路として販売されていたサイダーの総称。東京にも町々に様々な地サイダーがありましたが、現在はほとんどなくなってしまいました。
　近年、東京の地サイダーで私が知っているのは「中野発　ラムネ屋さんのサイダー」(東京飲料)だけでした。

　本日、2011年6月20日。東京に新しいけれど歴史のある地サイダーが登場します。
　その名も「トーキョーサイダー」。発売元は墨田区にある丸源飲料工業。1916年創業の総合飲料・食品メーカー。元々はラムネの販売、製造からスタートした飲料メーカーです。
　実は「トーキョーサイダー」、最初に発売されたのは戦後間もない1947年のこと。それ以来、地元で愛され続けたサイダーでした。しかし、1989年のバブル絶頂期、びん入り王冠のサイダーは時代の波に逆らえず、やむなく終売となりました。
　それでも、1996年の創立80周年、2006年の創立90周年には関係者向けの記念品として、ミニボトルで復刻。もしかしたら復活のチャンスをずっと待っていたのかもしれません。
　今回は墨田区内でのみ飲める地サイダーとして、完全復活。かつてのラベルでびん入り、王冠スタイルの「オリジナルバージョン」と地元の新名所、東京スカイツリーのイラストが入ったスリムなガラスびんにスクリューキャップの「スカイツリーバージョン」で登場。
　中身はいずれも砂糖を使用したやさしい甘さのサイダーです。
　残念ながら、電話やネットでの通販は予定されていないとのこと。墨田区内の飲食店や一部のコンビニなどにありますので、是非、おでかけください。


※オリジナルバージョン。340ml入り250円(税込み。メーカー希望小売価格)

※スカイツリーバージョン。300ml入り340円(税込み。メーカー希望小売価格)

商品の詳細はコチラ↓
「トーキョーサイダー　商品情報」

※飲める店や買える店の情報はコチラ↓
「トーキョーサイダー　飲める店　買える店」

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