2008/04/01(火)06:27
DEEP BLUE
『棚氷に集団で上陸するコウテイペンギン。夏が終わると、ほとんどの動物が氷の海を逃れて北へむかう。しかし、彼らだけは残り、繁殖地めざして160キロメートルの氷床を歩く、長く過酷な南への旅に出る。オスは3ヶ月絶食して卵を抱え、決死のスクラムを組んでマイナス50度を越える寒さ、風速45メートルのブリザードに耐える。』
ずい分昔、テレビで「野生の王国」という番組が放送されていた。
かなりの長寿番組だったような記憶がある。
それは、タイトル通り世界の動物を映像と解説で紹介するもので、そこで初めて食物連鎖についてを学んだ。
この「DEEP BLUE」は、その「野生の王国」を彷彿とさせるような、否、それの何倍もダイナミックでクリアーな自然界を披露してくれる。
舞台は海洋。
ストーリーは全てドキュメンタリー。
出演者は水中生物。
癒されても良い、感動しても良い。
感じ方は各人にお任せしたい。
ベルリン・フィルの紡ぎ出す、壮大で優美な演奏に秘められた、もの言わぬ生き物たちの命の言霊を聴いて欲しい。
2004年公開
【監督】アラステア・フォザーギル、アンディ・バイヤット
【ナレーション】マイケル・ガンボン
また見つかった、何が、映画が、誰かと分かち合う感動が。
See you next time !(^^)