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テーマ:DVD映画鑑賞(14194)
カテゴリ:映画/ホラー
「(あんたの)カレシはクソッタレだね」 「ロックを撃ちやがった。クソ野郎が逃げおおせるとは」 「(コンピューターの声)それはムリね。私っていけない子なの」 こういう作品をチョイスした時点で、「ああ、夏が来た」と実感する。 もちろん冬に観るのがマズイわけではない。 だが、ドキドキハラハラ時折背筋がゾーッという案配の作品は“涼”を求める夏には持って来いのような気がするのだ。 吟遊映人が気に入っているのは、なにも映画のジャンルうんぬんだけではない。 主人公アリス役のミラ・ジョヴォヴィッチの非情な美しさとでも言うのか、とにかく媚びない容姿、スタイルがこの作品にぴったりとハマっている点だ。 出世作でもある「ジャンヌ・ダルク」を勇ましく、格好良く、そして神々しく演じたあのミラ・ジョヴォヴィッチが本作でも健在なのだ。 次々と襲い掛かる悪夢のようなゾンビたちを、表情一つ変えずに打ちのめしていく姿は、正に「ジャンヌ・ダルク」そのものである。 アンブレラ社は表向きは家庭用医薬品メーカーで、アメリカではナンバー1を誇る大企業である。 しかし実際にはウィルスや細菌兵器の開発による暴利を貪っていた。 ある日、ラクーンシティにあるアンブレラ社の秘密地下研究所“ハイブ”において事故が発生。 この事故によりハイブ内の所員は全員死亡。 事故の原因は研究中のT-ウィルスが何らかの要因で漏れ出し、ハイブ内にウィルスが蔓延したことによるものであった。 このため、アンブレラ社の本部は急遽ハイブの制御コンピューターである“レッドクイーン”をシャットダウンさせるべく、特殊部隊を派遣した。 アメリカンホラー映画は、やっぱり何と言っても“見せる恐怖”であろう。 顔がグチャグチャ。 指が破損、欠損。 あるいは身体がさいの目状に切断など、こういう豪快なスプラッターものは、ある意味博打だ。 下手をすればすぐにそれが作り物であるとか、細工されていることがバレバレだからだ。 しかし、アメリカはやっぱりスゴイ。 特殊メイクを施すのはお手の物なのだ。 おかしな言い方かもしれないが、安心して(?)楽しむことのできるホラー映画、それがこの「バイオハザード」である。 2002年公開 【監督】ポール・W・S・アンダーソン 出演】ミラ・ジョヴォヴィッチ また見つかった、何が、映画が、誰かと分かち合う感動が。 See you next time !(^^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.08.12 06:56:41
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