000000 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

吟遊映人 【創作室 Y】

吟遊映人 【創作室 Y】

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

吟遊映人

吟遊映人

カレンダー

カテゴリ

バックナンバー

フリーページ

2011.05.24
XML
カテゴリ:映画/歴史・伝記
「俺たちは運に恵まれている。(彼との)約束を守りたい」
「何のことだ?」
「剣に彫られた言葉に覚えがある。俺の幻想かもしれないが・・・剣を持ち主に届け、子息の遺志を叶えたい」

「ロビン・フッド」という物語はあまりにも有名で、今さらという気がしないでもないが、これは中世イングランドの伝説である。
実際にあった出来事に尾ひれはひれが付いて、吟遊詩人によって諸国に広められたというわけだ。
舞台がイングランドということもあってかどうか、監督はイギリス人であるリドリー・スコットで、代表作に「エイリアン」や「グラディエーター」などがあり、闘いをロマンに変化させることに定評がある。
90年代にもケヴィン・コスナーの演じる「ロビン・フッド」が製作されたが、興行的にはどうだったであろうか?
吟遊映人は、ケヴィン・コスナーの「ロビン・フッド」を劇場で観たが、悪役のアラン・リックマンのインパクトが強すぎて、完全にケヴィン・コスナーが食われてしまっている記憶が残る。
さて、今回はラッセル・クロウが演じたわけだが、なかなかどうして素朴で厭味がなく、実に好感の持てるロビン・フッド像に迫っていた。
本人もこういう役柄を好しとする傾向があるのではなかろうか。20110524c

12世紀末。
十字軍の兵士として戦っていたロビンは、雲行きの怪しい戦いに、早くも見切りをつけていた。
そんな中、イングランドの兵士たちが待ち伏せを受け、殺害される現場に差し掛かってしまう。
まだ息のあるイングランドの騎士、ロバート・ロクスリーの傍に行くと、ロビンはあることを頼まれる。
それは、ノッティンガムへ行き、ロバートの父であるサー・ウォルターに形見の剣を届けて欲しいという願いだった。

マリアン役のケイト・ブランシェットはすばらしかった。
代表作に「エリザベス」や「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズなどがあるが、演技派として中堅女優では、この女優さんを置いて他にはいない。
正しく、“ポスト・メリル・ストリープ”であろう。
吟遊映人は、エマ・トンプソンかケイト・ブランシェットかというぐらい、この女優さんが大好きだ。
余談になるが、ジョン王がやっとゴドフリーの裏切りに気付いた時、ゴドフリーのことを“ユダ”と呼ぶ。
これは聖書的な表現で、イエス・キリストを裏切った十二人の弟子の一人であるユダを指している。
つまりユダとは、裏切り者の代名詞というわけだ。
「ロビン・フッド」という物語が何度となく映画化され、愛されるのは、自由と正義のために戦う勇ましい義賊を英雄視する、アングロ・サクソン民族の血が騒ぐのかもしれない。
20110524b

2010年公開
【監督】リドリー・スコット
【出演】ラッセル・クロウ、ケイト・ブランシェット

また見つかった、何が、映画が、誰かと分かち合う感動が。
See you next time !(^^)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2011.05.24 08:15:09
コメント(0) | コメントを書く
[映画/歴史・伝記] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X