ご機嫌な毎日　＜東京見聞録＞

　盲目のＩＢＭフェロー、浅川智恵子さんを特集した

ＮＨＫ『プロフェッショナル』。

彼女は、１４歳のときに事故の影響で視力を失い、

様々な壁を乗り越えて、インターネットの音声化ソフトの開発を行い、

現在ＩＢＭで研究者として、チームのリーダーとして活躍している。

　深夜まで仕事をし、家に帰っても海外と電話会議を行い、

休日は高校生の娘とショッピング・・・。

　常に走り続け止まることを知らない彼女。

その理由として、１４歳で視力を失った時点で

多くの事を諦めなければならなかったこと。

その後の人生、これ以上諦めるのは嫌だと・・・。

しかし、「自分にできることは限られている」ということをきちんと分かっている。

だからチームのリーダーとして、まとめ引っ張って育てていく。

その姿勢は、やはり”諦めない”強さに満ち溢れている。

　自分にできることは限られている。

それを認めてる人は一杯いているだろう。

でもそれをバネに、前に進むということは困難な道のように思う。

　先が見えない道をあえて選ぶ。

どうなるか、どうできるか、自分次第。

　最近かなり気が重いことがあり、何だか気力が湧いてこなかったのですが、

彼女の姿を観て、

「あかんなぁ」と改めて考えさせられました。

くすぶっていても、何も好転することないし、

困難な道だからこそ、自分の力を発揮できるのですからね。

　ＮＨＫの受信料をちゃーんと二軒分（実家の分もなぜか）支払ってるんだから、

たまには観ないとなぁ、

こんなに良い番組放送してるんだし・・・なんてね。