中町教会![]() 住所:〒850-0055 長崎市中町1-13 電話:095(823)2484 交通:JR長崎駅・長崎電鉄 長崎駅前下車 県営バス・長崎バス 交通会館前下車、徒歩5分 長崎駅前東口下車、徒歩2分 ミサ:日曜日→6時30分、9時 土曜日→19時 平日→6時30分 <沿革> 中町教会の創立者である島内要助神父が、殉教の歴史をもつこの地に、日本人のための教会を建てようと志し、苦労の末に明治22年、キリシタン大村純忠ゆかりの大村藩蔵屋敷跡である現在地を求めて教会設立の仕事に取りかかった。教会はフランスのパピノー神父の設計で明治24年8月より建設に着手、30年9月8日聖母マリア生誕の祝日に献堂式が挙行された。教会の建設にあたっては、フランスのある婦人の当時の金額で8万フランにものぼる寄付や、多数の恩人の協力があった。 昭和20年8月9日の原爆投下により、外壁と尖塔を残して消失したが、昭和26年10月、その外壁と尖塔をそのまま生かして再建され、現在に至っている。そのため、貴重な被爆遺構として、長崎市の指定を受けている。 この教会は、聖トマス西と15殉教者に捧げられた教会で、日本26聖人の3少年の像(ルドビコ茨木、アントニオ、トマス小崎)及び、聖堂内にイタリア製の美しいステンドグラス10枚が設けられている。 ![]() 聖堂内の天井 ![]() 祭壇 <感想> この教会に入って、まず天井がきれいだな~と感じました。もちろん、日本の教会でも、様々な形に工夫を凝らしたデザインの天井は見られるけど、ヨーロッパの教会と比較すると日本の天井はシンプルなものが多く、天井壁画っていうのは、少ないと思う。シンプルながらも美しい天井のデザインに惹かれました。聖堂内のステンドグラスも美しいの一言です!そして祭壇に向かう赤いじゅうたんが、全体的に白造りの聖堂内で、鮮やかに目だって美しかったです。祭壇は歴史の重みを感じさせられました。 浦上天主堂と異なり、この教会は聖堂内全体が解放されており、どなたでも出入り自由なので、ステンドグラスを鑑賞したり、椅子に座ってゆっくりお祈りすることが出来ます。入るとシーンとしていて、非常に落ち着きました。静かに神様にお祈りしたいとき、訪れると良いかと思います。 ジャンル別一覧
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