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テーマ:F1ニュース・レース(2364)
カテゴリ:フォーミュラ1
2台でドーナツターン <レース内容> 予選後のグリッド降格ペナルティはなく、金曜のMGU-H投入で10グリッド降格が決まっていた予選最下位のブレンドン・ハートレー以外の全車が予選順位通りのグリッドからスタート. 下位の3台パスカル・ウェーレイン、マーカス・エリクソン、ハートレーだけがスーパーソフトを履き、それ以外は全車がウルトラソフトでスタート。 Q3に進まなかった11番手フェルナンド・アロンソ以下は新品のウルトラソフトを履いている。 上位勢はスムーズなスタートを切り、バルテリ・ボッタスが首位、2番手ルイス・ハミルトン、3番手セバスチャン・ベッテル、4番手ダニエル・リカルド、5番手キミ・ライコネン、6番手マックス・フェルスタッペンの順位は変わらず。 その後方もニコ・ヒュルケンベルグが8番手を守ったが、ターン11~13でセルジオ・ペレスとのバトルになりランオフエリアをカットし「彼は順位を戻す必要がある。彼はコーナーをカットしてアドバンテージを得た」とペレスは無線で報告。 ヒュルケンベルグには5秒加算ペナルティが科される。後方ではターン1でワイドにはみ出したケビン・マグヌッセンが勢い余ってスピンを喫し最後尾まで下がっている。 11周目にはランス・ストロール、12周目にストフェル・バンドーン、そして14周目には6番手フェルスタッペンがピットインしてウルトラソフトからスーパーソフトに交換する。 12周目に5番手ライコネンも反応してピットインし、フォース・インディア勢に引っかかったフェルスタッペンの前でコースに戻った。 16周目にはペレスがピットインし、17周目にはヒュルケンベルグがカバーに入り5秒ペナルティを消化してからタイヤ交換に入るが右リヤの交換に手間取って10.2秒。際どいところでペレスの前でコースに戻る。 19周目にダニエル・リカルドはフロントタイヤに異変を感じてピットイン。ベッテルも20周目にピットインを済ませる。21周目にはリカルドがハイドロ系トラブルでターン4イン側にストップしリタイア。 21周目にボッタスとアロンソがピットインし、翌周マッサもピットイン。マッサはアロンソの直前でコースに戻ったが、アロンソは続くバックストレートでDRSを使いマッサを抜き去って結果的にアンダーカットを成功させたかたちになった。 ハミルトンは24周目にピットストップを済ませてボッタスの1.8秒後方に戻り、ベッテルに10秒差を付けてメルセデスAMGが1-2体制を固めた。ハミルトンはここからプッシュしボッタスとのギャップを一気に1秒以内にまで縮めていく。しかしターン17でタイヤをロックさせてギャップは再び1.5秒以上に広がった。 オコンとサインツがウルトラソフトのままで第1スティントを引っ張ってオーバーカットを狙う。31周目に2台が揃ってピットインしそのままの順位でコースに戻るが、サインツ車は左フロントタイヤのナットが締まっておらず、コーナーを曲がりきれずにストップ。 オコンはペレスとヒュルケンベルグをオーバーカットすることはできず8番手でレースに復帰した。その4秒後方に9番手アロンソ、さらに4秒後方に10番手マッサが控えている。バンドーンはやはり第1スティントを引っ張ったロマン・グロージャンにオーバーカットされて12番手。 50周目にベッテルが1分41秒244のファステストラップを記録すると、51周目にはボッタスが1分40秒750とこれを更新、52周目にはさらに1分40秒650まで縮める。 ボッタスはそのまま55周を走り切り、ブラジルGPでは逃したポールトゥウインを飾った。2位には3.8秒差でハミルトン、3位は19.330秒差でベッテル、4位以下はライコネン、フェルスタッペン、ヒュルケンベルグ、ペレス、オコン、アロンソ、マッサというトップ10となった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.11.27 06:25:57
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