|
テーマ:モータースポーツ(1599)
カテゴリ:モータースポーツ
また豊田社長単独でのST-Qクラスの水素エンジン搭載のORC ROOKIE Corolla H2 conceptに関する記者会見中に小林可夢偉選手と中嶋一貴選手が呼ばれた。トヨタと川崎重工は9月18日、スーパー耐久第5戦が開催されている三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで共同記者会見を開いた。 豊田社長は、”モータースポーツも五輪・パラリンピックも同じアスリートだ”と強調した上で「どうして入国に対しての許可が違うのか、開催の判断が違うのか。モータースポーツに関しては外国人選手がなかなか入国できない」と指摘。「『五輪で許されても、四輪・二輪はなぜですか?』というのを見出しにしてくださいよ」と報道陣に注文し、笑いを誘った。 「モータースポーツでも出場するドライバーはアスリートですよね。そのなかで、オリンピック、パラリンピックとほぼ同時期に開催されたル・マン24時間レースで、1位、2位を獲得したアスリートに、なぜグローバルトヨタアスリートとしてメダルをあげないのかと。そこで、優勝した小林可夢偉選手、2位の中嶋一貴選手に、金メダル、銀メダルを授与させていただきたいと思います」と、サプライズでル・マン24時間のトロフィーとともに会見に参加していた可夢偉選手、記者会見を後方で聞いていた一貴選手を呼び出した。 ふたりは急遽、TOYOTA GAZOO Racingのシャツを着てステージ前に登場すると、豊田章男社長からまず可夢偉が金メダルを、一貴が銀メダルを豊田社長から首にかけてもらった。メダルはトヨタ自動車の試作部により「匠の技術」で作られたもので、ル・マンのコースを象ったもの。 「どれだけ金が入っているかは分かりません(笑)。また、毎年もらえると思ったら大間違いです。オリンピックイヤーの特別なものです。ただし、連勝は続けてください」と豊田社長は笑顔でふたりを讃えた。 ちなみに記者会見では質疑応答のなかで、今季WEC開催は日本では残念ながら実現せず、TOYOTA GAZOO Racingが参戦するWRC世界ラリー選手権も日本での開催は新型コロナウイルス感染拡大の影響で実現しなかった。そんなレーシングドライバー、ライダーが入国できない状況に対し、豊田章男社長は「自工会会長として」コメントした。 「五輪は許されて、四輪、二輪は許されないのはなぜなのか」と豊田社長は語ると、集まったメディアからは拍手も起きた。 「四輪の立場から言うと、不公平感を感じます。五輪も(トヨタ自動車として)支援させていただきましたし、アスリート支援もしております。ただ、モータースポーツもアスリートだと思います」と豊田社長。 「オリンピック、パラリンピックに参加する彼ら、彼女らはアスリートだと思います。同じアスリートに対して、どうして入国に対しての許可が違うのか、開催の判断が違うのか。モータースポーツに関してはなかなか外国人選手が入国できない現状がありますが、ひと言、五輪は許されて、四輪、二輪は許されないのはなぜなのかということです」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.09.19 13:10:22
コメント(0) | コメントを書く
[モータースポーツ] カテゴリの最新記事
|