言語学を超えて(ソシュール記号学の新解釈)

2022/09/12(月)14:29

「意識のハードプロブレム」自体が成立しない。。。

新ソシュール記号学(1753)

生命(生物的な記憶)の誕生と進化が始まった時に同時に生まれた認知(認知的な記憶)の起源を考察しているのですが、どの記憶の進化の誕生も、それの進化が「時間」の誕生を伴う所に注目。 知覚>記憶喚起>判断>反応行動>知覚のフィードバックの再記憶というサイクルが、この時間なのか? そして、この「知覚>記憶喚起>判断>反応行動>知覚のフィードバックの再記憶」という認知サイクルは「離散分裂(再)融合更新循環サイクル」であって、これが進化することで、記憶が新しいステージに進んで、言語的記憶の進化が始まったというのが、認知の起源の後の流れになります。 「記憶の進化」が様々な「時間」を誕生させ、その進化の軌跡が時間として刻まれて行くという全体の流れは自分ではイメージできているのですが「認知の起源と時間の誕生」に関してまだまだ考察が必要だと思っています。 認知的な記憶が進化して人間の意識になる訳ですが知覚が何処から来るかですね。 私は、意識の土台となる知覚は、脳の中で作られて保存されているのではないと思っています。 イメージとしては、我々の脳は一種の受像機或いはインターネットの端末。 となると「意識のハードプロブレム」自体が成立しないことになります。 問題提起ができたので答えは自然と降りてくるでしょう。

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