言語学を超えて(ソシュール記号学の新解釈)

2024/02/12(月)19:42

「物資と精神の二元論」は見かけだおし。。。

新ソシュール記号学(1753)

混沌から離散化して起こる私の連続ビッグバン理論では、三段階で現在に至るが、見かけ上は、先ず物理的な時空間が誕生し、その中に化学物質が生まれ更に生命を生む物質的な進化と、生命と同時に誕生した認知が言語になり、意味を知る人間の自己意識が誕生する抽象的な進化の二層の流れが観察できる。 西洋哲学の意識の研究で出てくる「物資と精神の二元論」は、この「見かけの二層の進化の流れ」を反映しているのだと思う。 これの問題は、生命と認知の関係が全く考慮されずに完全に分離されてしまう事である。 脳科学的なアプローチも同様の問題を抱えている。 意識の研究における盲点だと思う。

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