ルーツの王国

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★★★300年間、海底に眠る財宝？★★★




１７０８年６月、
南アメリカ・コロンビア沖のカリブ海に沈没した、
スペインのガレオン船サン・ホセ号。



その船内には、
２０億ドル（約２４６０億円）もの、
金、銀、エメラルドの財宝が
眠っているといわれている。



この沈没船の調査を
１９７０年代から続けているのは、
アメリカ・シアトルのシー・サーチ・アーマダ社。



１９７９年、アーマダ社は、コロンビア政府と
サン・ホセ号の捜索と、
「財宝」の所有権に関する契約を取り交わした。



その内容は、発見した内容の５０％について、
所有権を持つことだった。



19８２年、アーマダ社は、
沈没したサン・ホセ号を発見したと発表。



その２年後、
当時のベタンクール大統領が、
「発見者の取り分は５％」と法律改正。
アーマダ社は異議を唱え、
法廷論争に発展した。



アーマダ社は
サン・ホセ号を発見したと主張しているが、
財宝が見つかったかどうかは不明だ。
コロンビア政府の調査では、発見されていない。



コロンビア最高裁
「所有権の係争は、財宝を引き上げるのが先決、
沈んだままでは、司法上の判断はできない」




　　　　　所有は、砂礫を黄金に変える魔術だ。　　

　　　　　　　　　　　アーサー・ヤング「フランス紀行」





＊2007.07.06／CNN/AP


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