Starting over.
一夜明けても台風の影響が残っていようとは。 新しいお仕事の初日、30分の余裕を持って到着するはずが、電車が30分遅延したためギリギリですべりこむ羽目に。それでもなんとか無事に新しいスタートにすべりこむことができた。 今回の縁には生計の道をちょっと長めに確保できることを期待した。いわば、寄らば大樹の陰。だけども違ったみたい。さまよった挙句にたどり着いたのは大鯨の腹の中だったみたい。 めんどうごとはごめんなので詳細は書かないけれど、これまで仕事した中で最大規模の企業。公表社員数、5桁だって。 初日、その第一印象はすこぶるよすぎ。 空調設備がちゃんとしていて、トイレがきれいで、業務で必要な文房具類が新品でちゃんとそろっているし、フリードリンクや個人ロッカーのサービスを提供してくれたり、オフィスの中はクリーンだし、専用のデスクもPCもあるし、日々を気分よく過ごしていけそうな環境が整っているのが好印象。 なんの気兼ねもなく仕事に向かっていればよい環境はステキだ。そう、日々を辛気臭くない環境で過ごしていけるのが、好印象。 通勤費は丸々自分持ちだし臨時収入(ボーナス)ナシの身だからプライヴェートでの日々の暮らしは相も変わらず倹しくいくけれど、 蛍光灯からぶら下がっている紐を引っ張ってお昼休みには全フロアーで一斉消灯するルールがあったり、必要な文房具がそろわず個人で持ちこまなければならぬような、空調が効かないから夏は暑く冬は寒くてかなわぬような、どうにも辛気くさ~い環境でも働いていたこともあったから。 とある小説に書いてあったけれど、貧乏なのはどってことなく我慢もできるが、貧乏臭いのはどうにも我慢がならぬ。そういうもんだ。 プライヴェートが倹しくても致し方ないのだが、働く場まで倹しくて辛気臭いのはかんべん願いたいよ。 でもな、あまりにも環境にめぐまれると、もしも無事に3年を完走できてしまったそのあかつきには、みごとな骨抜きになってしまいそうでおっかない(笑)。 ま、先のことはわからないけれど、Today, I started over again.慢心せずに欲張っていこう。