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カテゴリ:ちょっとしたこと
昨夜、居酒屋「竜馬」からの帰り道、
ムスメが尖閣諸島の問題についての不安をつぶやいた。 「ねえ、パパ。中国の人たちは、まだ、日本人を殺すとか、 戦争するとか言ってるの?」 「うん、前よりも少し落ち着いたみたいだけど、根深いね。 中国にいるパパの会社の記者も、 タクシーの中で怖いことを言われたり、 危険な目に遭ったみたいだよ」 「なんで、中国の人は怒ってんの? はなね、それを考え始めると夜、眠れなくなるの」 「島の近くの海の底には、 石油がたくさん埋まっていることが確認されてね。 石油を自分の国のものにしたいという気持ちが強いんだろうね。 漁業の儲けや軍事上のメリットなど、領土を自分の国のものにすると、 ほかにも得することがいっぱいあるんだよ」 「そんなことで殺し合うなんて言ってるの? 石油なんて、どうぞってあげたらいいじゃん。 譲り合う気持ちは大切なんでしょ? 必要なら、石油を中国から日本が買えばいいじゃん。 それに、パパ言ってたでしょ。 これからは、石油をあまり使わない暮らしに変えていこうって」 ムスメは続けた。 「はなでも解決の方法が考えられるのに、 日本と中国の政治の人たちはなんで仲直りの方法が見つけられないの?」 さらに続けた。 「なんで、近くの国同士なのに、仲良くしないの? 戦争で日本がひどいことをやったから? ごめんなさいって、心から謝れば、許してくれるよ。 はな、戦争は嫌だ」 ぼくは、「大丈夫、心配しなくていいよ」 と答えることしかできなかった。 はなが4年3組で担当する係は「なかよし係」。 ケンカをしている友達がいたら、 お互いの言い分を聞いて、仲直りをしてもらう仲裁役だ。 日本と中国、もしくは近くの第三者的立場の国に 「なかよし係」が必要なんだよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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