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カテゴリ:サンレモ音楽祭
第3回大会の後半、参加曲のデータです。字数制限で前回は入賞曲までしか書けませんでした。今回は参加曲を紹介します。本来なら1大会、ブログ1回で書き終えたいのですが、ハイパー・リンクの制御文字で字数をとられ、思うほど内容が書けません。
第4回 1954年1月28日(木)~30日(土) サンレモ市カジノ付属劇場
<参加曲> ◆天なき天使 Angeli senza cielo (E.Valladi)出版社 AMBROSIANAヴィットリア・モンガルディ (vf) Vittoria Mongardi (CETRA - CETRA)不明 [SP] :フロ-・サンドンス (vf) Flo Sandon's (DURIUM - DURIUM) 不明 [SP]
◆主の到着 Arriva il direttore (M.Panzeri - G.C.Testoni - Fucilli) 出版社 MANLIOカルラ・ボ-ニ (vf) と ジ-ノ・ラティルラ (vm) Carla Boni, Gino Latilla & Duo Fasano (CETRA - CETRA) DC-5962 [SP] : クァルテット・チェトラ (coro) Quartetto Cetra (CETRA - CETRA)DC-5973 [SP]
DC-5962
◆君はバンビ-ナ Una bambina sei tu (Fabor)出版社 SONG ジ-ノ・ラティルラ (vm) Gino Latilla (CETRA - CETRA)DC-5962 [SP] ] : ナタリ-ノ・オット (vm) Natalino Otto (FONIT - FONIT) 14504 [SP]
◆紡ぎ女ベルタBerta filava (G.Wilhelm - O.Fiammenghi) 出版社 STOP; CRISOPOLI カルラ・ボ-ニ (vf) と ドゥオ・ファザ-ノ (duo) Carla Boni & Duo Fasano (CETRA - CETRA) DC-5964 [SP] : ジョルジョ・コンソリ-ニ (vm) Giorgio Consolini (Parlophon - Carisch) TT-9719 [SP]
◆カンツォーニ・アラ・スバッラ Canzoni alla sbarra (G.D'Anzi)出版社 D'ANZI ジ-ノ・ラティルラ (vm) と ドゥオ・ファザ-ノ (duo) Gino Latilla & Duo Fasano (CETRA - CETRA) DC-5970 [SP] : クァルテット・チェトラ (coro) Quartetto Cetra* (CETRA - CETRA)DC-5973 [SP] *ページが開いたら「suoneria」ボタンをクリックし、「ll ポーズ」ボタンをクリックしてみてください。
DC-5970
◆チリリーノ・チ Cirillino ci (N.Rastelli - V.Mascheroni) 出版社 MASCHERONI カルラ・ボ-ニ (vf) と ドゥオ・ファザ-ノ (duo) Carla Boni & Duo Fasano (CETRA - CETRA) DC-5969 [SP] : クァルテット・チェトラ (coro) Quartetto Cetra (CETRA - CETRA) DC-5972 [SP]
◆日記Un diario (A.Locatelli - F.Bergamini)出版社 SCHAEFFERSカルラ・ボ-ニ (vf) Carla Boni (CETRA - CETRA) DC-5971 [SP] : クァルテット・チェトラ (coro) Quartetto Cetra (CETRA - CETRA)DC-5972 [SP]
◆生きる歓びGioia di vivere (C.A.Bixio)出版社 BIXIO アキレ・トリア-ニ (vm) Achille Togliani (CETRA - CETRA) DC-5968 [SP] : ジャンニ・ラヴェ-ラ (vm) Gianni Ravera (COLUMBIA - V.C.M.) 不明 [SP]
◆ピリピッキオとピリピッキアPiripicchio e Piripicchia (Tarcisio - Fusco) 出版社 TEMIジ-ノ・ラティルラ (vm) と ドゥオ・ファザ-ノ (duo) Gino Latilla & Duo Fasano (CETRA - CETRA) DC-5964 [SP] :クァルテット・チェトラ (coro) Quartetto Cetra (CETRA - CETRA)不明 [SP]
DC-5964
◆ばら Rose (Oggi i tempi son cambiati) (Biri - G.Viezzoli) 出版社 TIBERヴィットリア・モンガルディ (vf) Vittoria Mongardi (CETRA - CETRA) DC-5963 [SP] : カティ-ナ・ラニエリ (vf) Katyna Ranieri (CETRA - CETRA) DC-5971 [SP]
DC-5963
他の曲でもパートナーの歌手が違うのに同じ音声ファイルが使われている歌が何曲か有りました。サンプルファイルが違うだけならよいのですが、有料の音声ファイルまで違っていれば困った話です。いままでアマゾンのサンプル音声ファイルを使っていましたが、セルジョ・エンドリゴの時にもまったく違う曲がはいっていました。 また、オリジナル・ヴァージョンを探してる方も、オリジナルでないことも多いので、ダウン・ロードで購入される方は気を付けてください。
http://www.music-bazaar.com/italian-music/albums/view/id/159306/name/Sanremo-1954
第3回まではナポリの歌手は出場していませんでしたが、初めてただ一度で1曲だけのフランコ・リッチが出ました。ナポリ音楽祭は、戦前のピエディグロッタ音楽祭からの実績もあり、サンレモ音楽祭もいわば模倣でした。また前第3回よりダブル・キャストにしたのも、52年に第1回ナポリ音楽祭がダブル・キャストで始めた影響だと思います。
音楽祭も4回目を迎えると一般的には飽きられたり、色々な問題も起きてきます。チニコ・アンジェリーニとニラ・ピッツィの確執はどの様なことだったか知りませんが、問題は起きてきたようです。他にも名前は出しませんが、出場者の中で「色恋沙汰」も起きていたようなこともネット上では書いてありました。 全体としてはずば抜けて目立つ曲はなく、優勝曲と第2位カティーナ・ラニエリの"二文の歌"が際立つ位いでしたが、見方を変えれば全体にどの曲も良くできた佳作揃いともいえます。特にクァルテット・チェトラの一度だけの初出場は大会に活気を与えたと思われます。歌を聴いているだけでヴァラエティに富みますが、相当なパフォーマーなので、舞台もきっと華やいだと思われます。
・優勝・入賞曲と参加曲を含め全体を言う場合、出場曲と表現します。 ・順位をつけない入賞曲の頭には"◇"を、参加曲の頭には"◆"を付けます。 ・太字は国内盤で出ていた曲と歌手。 ・サンプル音声ファイルは著作権侵害を避け、なるべくAmazon MP3のサンプル音声を利用します。昔のイントロは長く、歌が出ないまま終わる曲があります。全曲聞きたい方はYou-Tubeを探してください。見つかることもあります。
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