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2015.05.25
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★ニュー・トロルス (compl) New Trolls
1967年に結成されたイタリアのヴォーカル・インストゥルメンタル・バンドで、後にイタリアを代表するイタリア・プロクレッシブ・ロック・バンドになります。解散、再結成を繰返し、メンバー交代を重ね派生バンドも輩出しながら、現在(2015年)まで演奏活動を続けています。
メンバーについては、書き進めていく中で、その当時のメンバーを紹介していきます。

         SP-1355SP-1355

 1965年、リボルノ (Livorno)生まれのピノ・スカルペッティーニ(Pino Scarpettini)がパガニーニ音楽院のモレッティ師のもとで、作曲と指揮の勉強をするためにジェノヴァへ引越します。そして彼の住まいのホテルの息子ヴィットリオ・デ・スカルツィと巡合いました。
 ピノは最初アストラッティ(gli Astratti)というバンドでピアノを弾き、ギターのヴィットリオとすぐに意気投合したようです。まもなく彼らはゴールドフィンガーズ(i Goldfingers)というバンドを作りました。
 ある日ピノはジェノヴァ中心部のショーウィンドーに飾られている不思議な髪形の縁起の良い人形を見つけました。それは北欧のおとぎ話に出てくるトロルスといいう妖精の人形でした。彼らが66年に作ったビートルズ・スタイルのバンド名をトロルスと名付けました。

○トロルス(I Trolls)のメンバー構成
・ピノ・スカルペッティーニ (Pino Scarpettini) キーボード
・ヴィットリオ・デ・スカルツィ (Vittorio De Scalzi) ギター、ボーカル
・ウーゴ・ジュード (Ugo Guido) ベース、ボーカル
・ピエロ・ダリーニ (Piero Darini) ギター、ボーカル
・ジュリオ・メニン (Giulio Menin) ドラムス

 そしてV.C.M.のコロムビア(Columbia)からレコード・デビューしました。TVとラジオのバンド・コンテスト「第1回ラパッロ・ダヴォリ全国大会(Il Torneo nazionale Rapallo Davoli)」でリフィのマット65、アリストンのコルヴィに次ぐ第3位に彼らの“Dietro la nebbia”がなりました。これが彼らの絶頂期でした。

SCMQ-1936 (1966年4月19日 Columbia - V.C.M.) Dietro la nebbia/Questa sera
SCMQ-1936SCMQ-1936 SCMQ-7010SCMQ-7010
SCMQ-7010 (1966年 Columbia - V.C.M.) Cherish (Le Cose Piu’ Care)/Quando tornerò

 2枚目のシングルで“チェリッシュ”のカヴァー曲を出した後、バンドはピノ、ウーゴ、ピエロと分裂し、ルチアーノ・ミラネーゼ(Luciano Milanese)、バニーことエンツォ・ベルーティ(Enzo Berruti )を新たに加入させました。

SCMQ-7069 (1967年 Columbia - V.C.M.) Il Mondo Che Vuoi!/Nel Silenzio (di Questo grande Mondo)
SCMQ-7069SCMQ-7069 RT-1560RT-1560

RT-1560 (1968年 R.T.Club - Combo Record) Un mondo su misura (この素晴らしき世界 What A Wonderful World)/Credimi

 ピノとトロルスはポップス路線を選び、1年後フランコ・バッティアートも所属するコンボ(Combo Record)のサブレーベルR.T.クラブ(R.T.Club)に68年移籍、ルイ・アームストロングのヒット曲“この素晴らしき世界”のカヴァー曲を出しました。

 一方ヴィットリオの方はニュー・トロルスとして67年に新たなメンバーで活動開始しました。

ニュー・トロルス(New Trolls)結成のメンバー(67〜70年)
・ヴィットリオ・デ・スカルツィ (Vittorio De Scalzi) ヴォーカル、ギター:1949 年 11 月 4 日ジェノヴァ生
・ジャンニ・ベッレーノ (Gianni Belleno) ドラムス:1949 年 2 月 17 日ジェノヴァ生。
・ニコ・ディ・パロ (Nico Di Palo) ヴォーカル、ギター:本名ドメニコ・デ・パロ(Domenico De Palo) 1947年12月4日ジェノヴァ生。
・マウロ・キアルージ (Mauro Chiarugi) キー・ボード (設立当時はロベルト・ロッゼト(Renato Rosset)翌68年交代のもよう)
・ジョルジョ・ダダモ (Giorgio D'Adamo) ベース
 ※69年サンレモ音楽祭に出場したメンバーです

 デ・スカルツィが最初からどこまでプログレッシブなものを求めていたのかわかりませんが、チェトラの1作目を聞けばピノと袂を分かつのは納得できます。

 フォニット・チェトラのチェトラ・レーベルからのメジャーデビューとなりました。曲はダダモ、デ・スカルツィ、ディ・パロのメンバーの作に、A面のみプロデューサーで作曲家のジャンピエロ・レヴェルヴェリ(Gian Piero Reverberi)とチームを組んでいる作詞家ロザリオ・レーヴァ(Rosario Leva)が加わりました。因みにレヴェルベリもジェノヴァ派カンタウトゥーリの仲間のジェノヴァ人です。

SP-1355 (1967年10月 Cetra – Fonit Cetra) Sensazioni/Prima c'era la luce
 ※ジャケット写真は顔写真画像をご参照

 2曲目が夏にディスク・1フェスティヴァル出場曲の“幻想”で、ダダモの作詞、デ・スカルツィとディ・パロの作曲で入賞はできませんでしたが、本選に残りました。そして68年年間ランク61位に入る異例の大ヒットとなりました。

SP-1369 (1968年4月 Cetra – Fonit Cetra) - Visioni (幻想)/Io ti fermerò
SP-1369SP-1369 SP-1381SP-1381
SP-1381 (1968年9月 Cetra – Fonit Cetra) Cristalli fragili /Ehi, tu ritorna 

 3枚目は両面映画でA面はアンドリュー・ヴィクター・マクラグレン監督のアメリカ西部劇「Bandolero」の“Cristalli fragili”、B面がヴァレンティノ・オルジーニ監督のイタリア映画「I dannati della terra」の“Ehi, tu ritorna”、映画音楽家ベネデット・ギッリアとG.P. レヴェルベリが作曲に加わった作品です。まだまだ彼らも“お仕事”をしなければなりませんでした。

“幻想”の大ヒットのおかげで、ファースト・アルバムが1年目で出すことが出来ました。

LPX- 3 (1968年 Cetra – Fonit Cetra) Senza orario senza bandiera (遥かな旅立ち)
1.Ho Veduto (秘密)
2.Vorrei Comprare Una Strada (都会への道)
3.Signore, Io Sono Irish (私はアイリッシュ)
4.Susy Forrester (スージー・フォーレスター)
5.Al Bar Dell'Angolo (角のバールで)
6.Duemila (2000)
7.Tu Ricordi Joe? (ジョーを覚えているかい?)
8.Padre O'Brien (父オブライエン)
9.Tom Flaherty (トム・フラハーティー)
10.Andrò Ancora (遥かな旅立ち)
LPX-   3LPX-   3 SP-1392SP-1392
SP-1392 (1969年1月 Cetra – Fonit Cetra) Io che ho te (君だけのぼく)/Lei mi diceva

 そして69年年明け早々、第19回サンレモ音楽祭に出場、レオナルドのパートナーとして“君だけのぼく”を歌いますが入賞はできませんでした。

 この年の2枚目は縁起の良い夏のディスクの出場曲です。“瞳にうつる君”で本選に残りましたが、また入賞を逃しました。レコードセールスでは順位も上げて年間ヒット・ランク40位の大ヒットになり、彼らの実力を見せつける結果となりました。

SP-1398 (1969年4月 Cetra – Fonit Cetra) Davanti agli occhi miei (瞳にうつる君/Quella musica
SP-1398SP-1398 SP-1400SP-1400
SP-1400 (1969年4月 Cetra – Fonit Cetra) Un'ora/Cosa pensiamo dell'amore
 
 彼らの“お仕事”でTV番組「Stasera」のテーマを歌いました。
69』年4枚、両面ともに同郷で孤高のカンタウトゥーリ、ファブリツィオ・デ・アンドレ(Fabrizio De André)の曲を歌っています。ジャケットは2枚目のアルバムと同じデザインです。

SP-1408 (1969年9月 Cetra – Fonit Cetra) Signore, io sono Irish (私はアイリッシュ)/Duemila (2000) 
SP-1408SP-1408 SP-1415SP-1415
SP-1415 (1969年10月 Cetra – Fonit Cetra) Una miniera (鉱山)/Il sole nascerà

 69年最後のシングル盤は初期の彼らの代表作ともなった“鉱山”。70年年間ヒット・ランク64位になっています。



ニュー・トロルスの国内盤
PS- 125 (1969年4月 SEVEN SEAS - キング) 17cm CP 第19回サン・レモ音楽祭第3集 (FESTIVAL DI SAN REMO 1969 Vol.3)
4.君だけのぼく (IO CHE HO TE)

PS- 125PS- 125 GW- 17〜8GW-  17~8a

GW- 17〜8 (1969年5月20日 SEVEN SEAS - キング) 30cm2LP 第19回サンレモ音楽祭 (FESTIVAL DI SAN REMO 1969)
1-12.君だけのぼく (IO CHE HO TE)

SR- 301 (1969年8月10日 SEVEN SEAS - キング) 30cmLP夏のデイク・フエステイヴアル1969 (UN DISCO PER L'ESTATE 1969)
11.瞳にうつる君 (DAVANTI AGLI OCCHI MIEI (IO CHE HO TE))
SR- 301SR- 301 HIT-1872HIT-1872

HIT-1872 (1971年4月10日 SEVEN SEAS -キング) ある物語 (UNA STORIA)/ある物語 (UNA STORIA) セルジョ・エンドリゴ (SERGIO ENDRIGO)/ニュー・トロルス





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Last updated  2016.05.18 11:32:15
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