2006/07/17(月)11:55
介護予防の極意!?
「介護予防」という言葉を耳にするようになっていく久しいが、最近では様々な分野において「介護予防」をキーワードとする製品の開発(および販売)やサービス提供が注目されている。
特に我々の専門分野である「運動」は介護予防にとって最も重要な要素であるといっても過言でなく、最近になり介護予防の中核に運動を据えた「介護予防(運動)プログラム」を提供するスポーツクラブが増加しているようだ。
我々人間の身体は加齢に伴いその機能が低下することが明らかにされているが、科学や技術の進歩によって豊かで便利になった現代社会では身体を動かす機会が減り、加齢に伴う身体機能の低下に拍車をかける形になっているといえよう。
身体機能が低下する要因には様々な要因があると考えられるが、その主たる要因は筋量の減少に伴う筋力の低下によるものであると考えられる。
従って「介護予防」としての運動を行なう上では筋力強化が重要なポイントになるといっても過言ではない。
特に日常生活を送る上で基本となる「立つ」「歩く」といった基本動作において重要な役割を持つ下半身の筋力低下は「転倒→大腿骨(骨頭部)骨折→寝たりきり→更なる身体機能の低下」という負の連鎖を引き起こすことから、転倒予防を目的とする下半身の筋力強化を重視すべきであると考える。
この考え方は、いわば「転倒をしない(させない)」ための方策であるといえるが、最近になり「転倒しても骨折しない(させない)」という考え方に基づく製品が相次いで販売され注目を浴びているようだ。
湘南くらしのUD商品研究室とアパレルメーカーのナイガイが共同開発した「ほねガード(衝撃吸収パンツ)」は腰の左右にプロテクター(六角形のポリウレタンを組み合わせた、厚さ7.2mm、重さ39gのパッド)を入れて、転倒時の衝撃を和らげるパンツ(下着)であるという。
また、下着デザイナーである松本富子氏と都立産業技術研究センターが共同開発した「ピーチパンツ(大腿骨頸部 転倒骨折軽減用パンツ)」も同様のコンセプトで開発されたパンツ(下着)であるが、はきやすさとデザインのよさが売り物であるとのこと。
コンタクトスポーツにおいて身体を守るためにプロテクターを装着することは少なくないが、プロテクター付きの下着が販売される世の中になるとは。
このような流れは今後ますます大きくなることが予想されるが・・・
骨密度を増加させる上でも運動は重要な要素になることが明らかにされているが、運動は身体に複合的な効果をもたらすことから、転倒予防における根幹はやはり運動であり「転倒→骨折→寝たきり」という負の連鎖を断ち切る根本的な方策として運動を重視して頂きたい!と。
>>>>>本日のステイタス
カラダ:■■■□□(60%)
アタマ:■■■□□(60%)
ココロ:■■■□□(60%)
>>>>>本日の一言
3連休最終日は天気悪し(関東地方)・・・
スポーツブログに参加中!・・・よろしければ→
●好評!?連載中「コーチングダイアリー」をまとめ読み!
【コーチングダイアリー@メールマガジン】
●きっとあなたに最適なダイエット方法が見つかる!?
【リアル☆ダイエット@メルマガ】
>>>>>LINE UP
□■パーソナルトレーニング
□■ストレングス&コンディショニング
□■総合スポーツ情報サイト「athlete-web.com」
□■パーソナルトレーナーNOGUCHI'S Eye
□■生活体力向上塾
□■リアル☆ダイエット
□■エリア・トライアスロン
□■エンデュランススポーツクラブClub-e
□■スポーツリーダーズネット