35日の法要
こないだの12月24日にばーちゃんが死にました。それからもう一ヶ月が経ったのだけど未だよくわからない・・・小さい時に妹を亡くしているけど、悲しむ両親の顔は浮かんでくるだけで、その時の自分の気持ちは如何だったのか全然覚えていない。だから物心ついて身近な人を亡くしたのははじめてで、特にこの母方のばーちゃんには小さいころ預けられていたし、一緒に過ごした時間が多かったから、思いもたくさんある。もちろん大好きだ。 ばーちゃんは目の前で亡くなっていきました。病院の集中治療室で面会に行ったときにだんだん心臓の鼓動を表す器械の数字が少なくなっていって、いくら呼んでもも数字は減っていって、警報ブザー見たいのが鳴っても先生も看護士さんもスイッチを押してブザーを止めるだけでまたどこかへ行ってしまうし、でも私は何にもできないし、そんなふうにオロオロしているうちに数字は0を指してしまっていて、なんかそこからよく記憶が無くて・・・いろいろしゃべったり、ばたばたしてみたり、きっと泣いたりもしてみたりしたのだと思う。 ばあちゃんとの楽しい思い出を思い出す、でも最後に必ず最後のこの光景が浮かんできてしまって、なんだか知れないけど申し訳ない気持ちでいっぱいになる。 最後に亡くなっていくときに枕もとで呼びかけたのが私じゃなくってお母さん(娘)だったら、じいちゃん(夫)だったら、ほかの孫たちや、叔父叔母(息子娘)、ばあちゃんの親友だったらもしかしたら心臓がまた動き出したかもしれなかったと思う。「自分に生きる力を与える力がなっかたから」 一番大きい孫の私の花嫁姿を楽しみにしてて、ひ孫抱くまではがんばらなくちゃなんて言って・・・もしかしてまだ結婚しなければもっと長生きしたかもしれないのにって思う。 なんてこととか、いろんなことをあの日からずっと考えている・・・。