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コチャバンビーナ

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2011年03月14日
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テーマ:たわごと(26887)
ありがたい

という言葉を常に頭に置くようにしているが、
今回ほどそれを感じたことはない。

私の住まいは東京なので震源地に近いわけではないのだが、
震度5を計測した直後、
阪神大震災以来(当時大阪在住)、地震が大の苦手になっている私へ
まずは夫からの電話。

北海道の両親とはSkypeで何度も顔を見せあって確認し合い、
日頃は倦怠期の夫婦のような兄妹なのだが、こんな時は必ず兄が私を心配してくれる。

最近ではなかなか会えない名古屋の友人からもメールが届き、
取引先の方々からも安否確認があった。
更にはアメリカに出張中の友人からもメッセージが。


ああ。

なんてありがたいことだろう。



私は元気です。

すでに忘れかけていた15年以上前の精神衰弱状態がぶり返しているものの、
怪我ひとつなく、元気です。

1か月もすれば、心も元に戻るでしょう。

職人魂か(?)揺れた時に初めにしたことは、データを保存すること(苦笑)。
そしてPCとプリンターを押さえて
「あああ、もうイヤ!止まって~」と叫びながら、
戸棚の食器がカチャンカチャン、引き戸がガラガラ動くのを聞きながら
自分の死を感じました。

頭には1階部分が完全に潰されて屋根が載っている、阪神大震災の時に私が
ボランティア活動をしに行った神戸で目にした家々。

我が家は玄関の上に位置しているから、つぶれるとしたらこの部屋だ、と
感じたのでした。(当然、当時の家屋より強度はUPしているだろうから、
このくらいでは壊れないだろうに…冷静に考えると)

あほなことに逃げる時に持ち出すもので一番最初に頭に浮かんだのは、PCの本体…。
全く、どんだけ仕事人間なのでしょう…。

今回ほど、実家の北海道が恋しくなったことはありません。
夏休みは絶対に10日間は帰ります。


皆様、温かい言葉をありがとうございました。





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最終更新日  2011年03月14日 09時31分52秒
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