2008/09/09(火)01:29
『未見の我』
「材料も値上がりして、社会状況も悪く不景気で、ガソリンの値上がりで輸送費も高くついて・・・。だから客足が遠のき、売り上げが落ちているのは仕方がない」とその人は言った。
そうかもしれない。
だけど、そうだからどうするがないとドンドンと右肩下がり。
そのお店の空間にその空気感が漂っていた。
トイレは薄暗く、顔である玄関には店の商品とはまったく関係のない他店のおみやげ物が陳列され、サービスにと置かれた携帯電話充電器のメタリックグレーが異彩を放っていた。
ソグワナイ、ソグワナイ。
賑わった時代があった。だけど、それはもう過去の話となった。
これからどうするのか。。。言い訳と過去の栄光の話に終始している間は見えてこない。
言い訳は責任逃れであり、責任逃れをしているうちは、何も変わらない。
維持するためには、革新すること。
『未見の我』を求めるときではないだろうか。
女将は何から手を付け始めるのだろう。