CocomWork's

【警告】



ここから先は、いろんな意味で好ましくないコンテンツが含まれています。



あなたは１８歳以上ですか？

たいていのことは許せますか？





　　【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】

　　　 ↓　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↓


スクロールしてください 　　　　　　　　　 退場する






























先週、忙しかったんです、仕事が。

なので、週平均４本書いていたブログの原稿が書けなかったのです。

というわけで。


ついに禁断の「お蔵入りネタ」を公開します。
いまでも、ほんとは迷ってるんです。
こんなもん、公開していいのかと。
法に触れてるんじゃねーかと。
本当は公開するのやめようと思っていたんです。
人間性とか疑われちゃいそうなんで。



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注）お蔵入りの理由
・長い
・えろい
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でも、ちょうど春ですよ。
年がら年中桃色吐息な僕のブログに付き合ってくれている、
ちょっとアレな方ばかりなので、あえて公開します。
春だしね。



でも、長いよ？
（いつも長いけど）


えろいよ？
（いつもえろいけど）


いいのね？



ではどうぞ。















上海は魔都。

悪魔が住む街。



政治家や警官の汚職は既に公然の秘密と化し、たいていのことは
金銭でカタがついてしまう。

貧富の差は激しく、自家用ヘリを所有する大富豪から、道端のゴミ箱をあさる
ホームレスまで、その格差は日本の比ではない。

殺人事件こそないが、強盗やスリ、置き引きの類はニュースにもならないほどに
日常化し、盗品専門の買取業者も多く存在する。

無論、現在世界で最も発展している都市という輝かしい面もあり、
だからこそ有象無象が集う「魔都」なのであろう。

そして、2006年2月。


ついにここむも、悪の道に手を染めた。


仕方なかったんだ。


避けられなかったんだ。


そう、いつも悪の道へのきっかけは些細なものなのだ。


法は破るためにある。
そんな言葉が脳裏に浮かんだ。




僕が手を染めた犯罪。




それは。
































裏ビデオ購入。


それも白昼堂々とである。


中国では、こうした「色モノ」はご法度である。
見つかれば、罰金は免れず、支払えない場合は即ブタ箱行きである。
ちなみに麻薬は即死刑である。


あえてもう一度言っておこう。




裏ビデオ購入。


ハレンチ極まりない。


しかも、僕は選んだ。


真剣に悩み、選び抜いた。


複数の裏ビデオを並べ、売人がソワソワしてしまうほどに悩んで悩んで、
そして購入した。
中途半端は嫌いだ。
いつだって俺は神経勝負。
ライオンは、野ねずみを狩るときにも全力を尽くすという。
そういうことだ。


ちなみに断っておくが、僕が購入したのは


「裏ＤＶＤ」である。


変なとこばっかフォントでかくすんなよって？
わざとに決まってるだろう。
冒頭に書いてあるはずだ。

「会社で読むと大変なことになります」

と。



近代化の進んだ現代において、物理的に大きく、発見のリスクの高い
ビデオテープは相応しくない。
そもそも、もう再生するデッキを持っていないだろう。




事の成り行きは単純なことだったんだ。

予約したカットの時間を1時間間違えてしまい、想定外の暇な時間が
できてしまった。


”まいったな、どうやって時間を潰そう？？ ”


街をぶらぶら歩いていたら、人相の悪い男に声をかけられた。











トモダチ！スケベＤＶＤ！！見る見る見る！
えろお～い、えろお～い、まるみえー。




まさに「直球勝負」
男ならここで逃げてはいけないのだ。
真正面から向き合わなければ。。。


男はすぐ傍の、八百屋の中へ。
盲点だった。。。
こんな日常のありふれた風景の中に、恐るべき犯罪が潜んでいたのだ。

ブツは、おつりの小銭が入っている箱の下にあった。
周囲を気にしながら、10枚ほどのブツを並べる男。
相当警戒しているのか、はやく選べといっている。



しかし。

彼は俺を甘く見ていた。



ばかいってんじゃない。
なめてんのか。
俺を誰だと思ってるんだ。
無論、厳選するのだ。
己の全てをかけて、真剣に選択せねばならない。



俺は選んだ。
目を皿のようにして選んだ。
血眼になって選んだんだ。
一人称が「俺」に変わっているが、そんなことはどうでもいい。
とにかく、全身全霊を選ぶという行為に注いだんだ。

そして、決めた。
後悔は無い。
俺はベストを尽くした。
それでいいじゃないか。



あいだももの名作、 「ヴィーナスバニー」

まさか、こんな名作の流出モノが存在するとは。。。
これに決めた。

余談だが、俺はこの正規品を所有している。
通はこの差を楽しむのだ。

意気揚々と八百屋の店先を出る俺。
もはやカットのことは完璧に忘れている。
髪の毛がどうしたっていうんだ？
そんなまっすぐな毛に興味はない。
いざ、桃色吐息へ。




猛烈なスピードで携帯を操作し、すぐさまカット予約をキャンセル。
家路を急ぐ俺。
なんとも男らしいではないか。
俺はいつだって真剣勝負だ。
まっすぐに、対象を見据え、真っ向勝負だ。

帰り道のタクシー。
心なしか、パッケージのももは、いつもより妖艶に俺を見つめていた。
もうすぐだ、もも。
もうすぐ俺たち、ひとつになれる。



タクシーを降り、エレベーターのボタンを連打。
激しく連打。
さぞかし怪しい日本人が防犯カメラに写っていたことだろう。
そして、扉に密着して待機。
オープンと同時にダッシュ。
こんなこともあろうかと、家のドアはロックしていない。
家に入り、パッケージを破る俺。
もどかしい。
パッケージを粉砕し、ディスクをデッキに放り込む。
再生ボタンを連打。
なぜかトレーがオープン。
どうやら、焦るあまりボタンを押し間違えたようだ。
焦るな。
焦りは禁物だ。

再び再生ボタンを連打。








































ってオイ！！！


ヴィーナスはどこ行った！！！！
ももを！！！ももを出せ！！！（号泣）


いつだってそうさ。
思わせぶりなパッケージで俺を惑わし、あげく中身は大昔のブルーフィルムだったり、にっかつロマンポルノだったり。
いいかげんにしろ！！
俺を怒らせたいのか？！



しかし。。。
冷静に画面を見ると、これも案外面白そうである。

「日本の典型的なスケベ宴会パーティ」

副題がまた秀逸だ。



60分の超大作なのだが、結論から言うと激しく面白い。
裏ＡＶを見て、こんだけ笑ったのも初めてである。
ありあり、これ全然あり。
むしろレア。

まずは浴衣姿のコンパニオンと、着流しのヤクザ者のおぼしき中年男性が
３名登場する。
しばらく雑談などしているのだが、ヤクザの親分らしき人物がパンパンと
手を叩くと、障子の向こうから半裸の女性が登場。
なぜか台車に乗っている。
スーパーなどでよく見かける、あの台車である。
ごろごろ運ばれてくる女性。

よく見ると、からだのあちこちに新鮮な魚介類が。




そう、女体盛である。

てゆうか、これのどこがＴｙｐｉｃａｌなんだ。。。
もし海外でこれが大量に出回ると、日本への旅行者が激増
すること間違いなしである。

ちょっとアレなので詳細な描写は控えますが、このあとヤクザの
親分はハレンチな発言を連発。


「タレをしっかりつけて食うのがうまいんだ」


「オラッ！もっとしっかりタレを出せ！」


などなど、とてもシラフでは語れません。



その後も誤解だらけのＴｙｐｉｃａｌな宴会は継続。
野球拳、王様ゲームなど、正視できない状況に突入。


そしてついに、最大のヤマ場を迎える。


なんと表現したらいいのか。。。
とにかく見ていただこう。



































場所はどこかのスタジオと思われる。
おもむろに全裸の女性が登場。
そして、さきほどのヤクザ者数人がそれに続く。

沖縄系の音楽が流れ始めると、全裸の女性を先頭に、
ヤクザ者がその後ろにつながって、電車ごっこのような状況に。
そのまま5周ほど室内を歩き回る。。。

意味不明すぎる。
なんだこれは。。。
バックには沖縄民謡。
ぐるぐる回る全裸の女性とヤクザ者。

電車ごっこ状態が６周目にかかった途端。







ヒゲダンスである。

超高速ヒゲダンス。
そのまま、さきほどと同様に室内を歩き回る4人。
見ていると、4人はどんどんスピードアップ。
ドタドタ走り回りながら、ヒゲダンス。
黙々とヒゲダンスであります。
そしてついに、ヒゲダンスのまま5周を走り終えた4人は、
疲れ切ってその場にへたり込む。。。。

なんだこれは…il||li _|￣|○ il||li





魔都上海。
今日も幾多のハンターたちが、良質のＡＶを求めてさまよう悪魔の街。

あなたも一度、訪ねてみてはいかがだろうか。

きっと、多くの驚きと感動が、あなたを待っていることだろう。


ＥＮＤ