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2010/03/18
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ところで、日本の皆さんはゴマダンゴを知っているんだろうか。 これまで取り上げてこなかったことが申し訳ないんだけれど、 僕はこのゴマダンゴってやつが、すこぶる大好きです。 あ？ゴマダンゴ？しらねｗｗ という人生経験貧弱なあなたのために、写真ものっけますよ。  これがゴマダンゴ。 日本で食べると、まあ中華街あたりなら４つで６００円ぐらい。 こっちではホテルの朝食バイキングなんかに普通に出てくるんですが、 道端で買っても１００円も出せば山ほど食えますよ。 したがって、これはまったくリッチな食べ物ではありません。 とってもチープ。 先日もホテルのバイキングでゴマダンゴを楽しんでいたんです。 ここで人生経験貧弱なあなたのために説明をしますが、 ゴマダンゴの楽しみは大きく２つあります。 その楽しみ方のひとつは「食中」にあります。。 これは言うまでもなく味や風味を楽しむパターンです。 ゴマにはセサミンとやらが含まれており、こいつがカラダにいいらしい。 老化防止とか、そんな感じの効能があった気がします。 おいしくて、健康にもいい。 甘い餡が入っているので、子供にも喜ばれます。 まさに、オールラウンドプレイヤー。 ただ、これだけなら僕はここまでゴマダンゴに高評価を与えない。 さっきも言ったように、こっちではゴマダンゴが朝食バイキングに 並んでいることが多いんですね。 なので、僕にしてもゴマダンゴを食すのは圧倒的に朝なんです。 ここでちょっと話は変わりますが、僕はとても歯並びが悪い。 犬歯がすごく大きくて、さらに他の歯よりもあたま一個分長い。 犬みたいな感じって言えば分かりますかね。 中１のときのフジタ君ぐらい、まわりより一回り大きいんです。 で、そのでかい犬歯が他の歯を押すもんだから、 僕の歯並びはとっても悪くなってしまったというわけ。 おかげで子供の頃から虫歯になることが多かったですよ。 歯並びが悪いもんだから、歯の隙間もすごく複雑になってしまい、 歯ブラシが行き届かない場所ができるらしくてね。 僕の人生で、１本も虫歯が無い時期ってどれぐらいあっただろう？ って、そんぐらい虫歯との付き合いは長く深い。 という、僕の虫歯の話はおいといて。 その日も僕は出張に行っていて、ホテルで朝食をとっていました。 ゴマダンゴはやっぱり並んでいて、とりあえず２個もってきます。 うん、やっぱり美味しい。 ゴマの歯ざわりもいいし、おもちの感触もすばらしい。 あー、やっぱおれゴマダンゴ好きだわーって。 で、まあ仕事に行くじゃないですか。 最近ちょっと忙しくて、僕なりに集中して仕事をすることがあるんですよ。 その日も他の会社におじゃましてプレゼンみたいなことをやってましてね。 話が本題に入ったあたりで口の中に非常事態発生。 やばい。 僕ぐらいベテランになると、自分に何が起こったか瞬時に分かるんですけど、 今はプレゼンテーションの真っ最中。 やばい。 割とシリアスなシチュエーションだぜ。 ゴマダンゴの２つ目の楽しみ方。 それは、全く意識せずに歯の間にはさまっていたゴマが、 数時間後に突然口の中に現れる瞬間にあります。 なんか、うれしいじゃん？ これ、気付いた瞬間もう条件反射的に顔が笑っちゃうんですよ。 ほんとに突然やってくるあの至福の瞬間（とき）。 ちゃんと歯を磨いたはずなのに、なぜか残る１粒のゴマ。 まあ、歯並びの悪い僕ならではの楽しみかもしれませんが。。。 ついさっきまで真面目くさって話をしていた僕が、 なんの前触れもなくニヤニヤし始めたもんで、場の空気はおかしなことに。 最悪ですけど、ゴマが出てきちゃったんだから仕方がないですよね。 舌の先でゴマを探り、前歯でつぶすときのあの感触。 たまりません。 日本では回転寿司とかで供されることがあるようです。 皆さんもぜひ小さな幸せを掴んでみてください。 ここむ え、オチとかありませんけど？ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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