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短編小説【詩・小説】携帯小説・短編詩         ~百万人の感動へ向けて

連続冗談短編小説 【ライダー編最終回】

最終章【永遠】

世界の人々の心は、アイスマンによって
氷の心に凍らされてしまった。
そこには何も感じない、
ただアイスマンによって動かされている世界が
作られようとしていた。



…30年後…



アイスマン「ふははは!ライダーのいない人間の世界を
支配するのはたやすいものだ。
子供の数も減り、管理もよりしやすくなった。
あとは人間自身が 気づかぬうちに 自滅の道を
歩むのをじっくり見ていくだけだ。ふははは!」


その頃世界の中で 小さな島の片隅では 
わずかながら 異変が起きようとしていた…。

「子供たちよ…」
「…もう少しだ もう少しでエネルギーがたまる」
「まだ、やつは気づいていない…」
「たのむ子供たちよ…」


サゲドー軍団ザコ「アイスマン様!アイスウィルスが完成
いたしました!」
アイスマン「! そうか、ついに出来上がったか!
このウィルスを世界に流せば、もぅ永遠に世界は
私の物だ。」

アイスマンはスイッチを押そうと 手を伸ばした。


   その時!


「まてまてぇぃ!」

アイスマン「なに!?だれだ?!」

ライダーYAMAEDA「俺の名はYAMAEDA。30年前の2人の
想いを受け取り お前を倒しにきた!」

アイスマン「ば…ばかな 世界の心は完全に凍りつこうと
していたはずだ。なぜだ…」

ライダーYAMAEDA「確かにそのとおりだ。しかし!
まだ子供たちの中に残っていた。希望・夢・想いの
エネルギーを少しずつ集め、
前ライダーの意思を受け継ぎ お前を倒しに
ここへ やってきた!」

アイスマン「ぬぬぬ…また前ライダー達の二の舞に
してやるわぁ!アイスビィィィイイム!」


ライダーYAMAEDA「無駄だ…ライダーハンテェェンキィィック!!!」

アイスマン「なにぃ!は…はねかえされて…ぐぁ!」

アイスマンが少しずつとけてゆく。

アイスマン「な…ぜだ…なぜ…きかな…ぃ」

ライダーYAMAEDA「俺はもぅお面ライダーではないからだ
お面を取ったライダーの俺には 心を凍らせようとしても
無駄だ…さらば アイスマン…これで世界も少しずつだが
元に戻っていくことだろう…」


   …その後…


アイスマンは、元の姿 アイスクリームへ戻り
それを食べた人々も笑顔を取り戻そうとしていた…。


そしてライダーも 子供達の心の中へと
戻っていった…




     ~劇終~



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