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カテゴリ:日記
アルコール依存症と診断されてから、1年2ヶ月以上経ちますが
真剣に決意して断酒し始めてから416日目になります。 お酒を飲まない人に取っては何てことない数字だけど、 私に取っては長女の妊娠・出産以来の記録。(16年ぶり ![]() 長女の時は母乳が終わるまで禁酒生活してたけど、次女の出産後は 週1でビール飲んで、その日の母乳は捨てるなんてことしてました ![]() さて先程、アル症病棟に入院してた頃に同室だった女性から電話があった。 部屋で私と一番気が合うサバサバした楽しい人だったが 今日はひどく落ち込んだ様子で、今にも泣きそうだった。 どうしたのか聞くと、お酒が止まらなくて辛いという。 私達は飲みだしたら止まらない病気だ。だから断酒しかない。 彼女は入院中に『解離性障害』という病名も増えてしまい、シラフの時に 時々、アヤという別人格が現れる。小説みたいだけど、ホントの話。 そして記憶も意識もないままに別人格がお酒を飲んでしまったらアウトだ。 別人格でも体は一つだから、主人格に戻れば辛い離脱症状や飲酒欲求は 彼女が背負わなくてはならない。 「もう飲みたくないのに止まらない!旦那にも入院しろって言われたけど嫌だ」 と訴えるが私には何もしてあげられない。 彼女は『パニック障害』も持っていて電車もなかなか乗れないので 通院もままならないことが多く、辛い時ほどアル症専門病院に行けない。 『パニック障害』や『解離性障害』もアルコールのせいでなってしまった と言われれば、自分で責任を取らなきゃいけないんだろうけど何とも切ない。 もうご飯が食べられないほど状態が悪化してるというので、とりあえず 近所の内科にでも駆け込んで「風邪で脱水っぽいんです」とか言って 点滴してもらって離脱をおさえたら?と提案してみた。 まずは離脱を乗り越えて、お酒を止めなきゃならない。 「点滴して、またお酒を飲んだら、アル症病棟に戻るしかないよ」と 念を押したが、完全に肉体からアルコールが抜けるまでは点滴しながらでも 数日掛かるので、そこまで意志の力で押さえ込めるかどうか・・・ 入院中は6人部屋だったが、脱走しないで普通に退院したのが3人で この1年ちょっと断酒継続して、再入院してないのが私1人という厳しい現実。 私はアル症以外に病気を持ってないし、 家族が側に居て支えてくれる環境だから助かった。 ブログも始めて良かったな~。たくさん励まされてます ![]() アル症仲間と電話で話しながら、私は後遺症や他の病気が出る前に 断酒し始めることが出来て良かったと思った。 そして、これからも断酒し続けなくちゃいけないと再認識。 アルコールの怖い話でした ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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