もういっかい気楽にBEING

アメリカのボックスオフィス週末興行成績では、1位こそ首の差で、ファミリー映画（ペンギンCGアニメ『happyfeet』に取られてしまったものの、3日で＄40Mというのは、ほかの週なら堂々1位の成績。大ヒットになったってこと。

ペンギンのほうは400館も公開劇場が多い。カジノロワイヤルのほうは、上映時間2時間24分、ペンギンよりも1時間近く多いし、しかもPG=13。一館当たりの収益では上。

それより凄いのは、異例の高評価といういうこと。US Yahooのレビューでは、雑誌記者が、「今年のナンバーワンの映画」ではないかというぐらい。

IMDBでは、8.3の評価。歴代の高評価作50位～60位の位置で、アカデミー賞をとった、ミリオンダラー・ビベイビーより高い。アクション娯楽作としてはインディ・ジョーンズに次ぐ。

まさか、アカデミー賞を取るとは思わないけれど、007映画が、それほど評価されるっていうのは、滅多にないことだと思う。

しかも、評価している人のうち、若い女性の比率がほんの少し多い。女性向きじゃない007と思われがちだけど、新作はちょっと違うのかもしれない。

自分の大好きな映画が、ヒットして高評価で、きっとあと2本は作られると思うとうれしくてたまらない。

カジノ・ロワイヤルを見る前に見て損はないのが、『レイヤー・ケーキ』。
ダニエル・クレイグのカリスマ的存在感とかっこ良さが堪能できる。



映画館でパニック