女性のための、母と子のＮＬＰ心理学講座～ココロの達人～

たまたま離婚をテーマにしたＴＶ番組を見た。
子供と一緒に。


幼いとき両親が離婚し、
新しい”ママ”が家にやってきた実話の体験記のドラマ化。


学校から帰ると、お父さんが

『今日から、新しい”ママ”だよ』と再婚した女性を紹介される少年。


しかし、

父親がいないとき、


毎日のように、いじめられる・・・・。

タバコの根性焼きや、
大切にしている母親との写真や手編みのマフラーを窓から捨てられたり、
無視されたり、

授業参観などの学校からの手紙にも無視というか、
なんで？私が行く必要があるのか！と叱られる。



それを、父親に話すと、またさらにいじめられる。


ある日、実の母親から電話がかかってきたのに・・・
電話横で継母は、

「もう電話をかけてくるな！」と言え！と首をしめられ、

仕方なく・・・少年はそれに従う。


そして、少年は決意する。

きっと幼い少年にとっては、そうしないと身体も心も、
自分を守る方法がなかったのだろう・・・。


母との大事な写真も母からの手編みのマフラーも捨てて・・・。


継母を怒らせないように、
継母が気に入るような、子供になろうと努力し始めた。




でも、長くは続かない。


新しい兄弟が生まれる。


「もう、あの子はいらないんじゃない？」


そう継母が父親に話した夜。



少年は、命を絶つ。





病院で目を覚ますと・・・・・

「すまない・・・」と誤る父と入れ替えのように、


母が迎えに来てくれる。




すると！いきなり！


あぁぁっぁぁああーーーーーーん！


『新しい”ママ”なんかいらないぃぃーーー』

大泣きしている、娘。。。。


『新しい”ママ”になっちゃいやだぁ～
えええーん、えーーん』　（号泣）


抱きつく、抱きつく、しがみつく娘。



子供が”感じる力”ってほんとにすごいと思う。

４歳でもすでに当事者意識になれる感覚をもっている。


最近の研究によれば、
こういった”共感”能力は、生後直後から備わっており、

６ヶ月で、他人が不快そうにしていると自分も顔をゆがめるそうだ。


１歳過ぎる頃には、

自分でその問題解決に乗り出し、

泣いている子を慰めようとするのだという。



つまり私たち人間は、

生まれたときから誰か他者を

共に生きる存在と認め、受け入れ共鳴して生きるようにと、

プログラムされている。



だから、

この地球上で一番優しい存在の生き物は・・・・



もしかすると、

私たち人間なのかもしれない。