誰かのために
あんな日記が最後になるのは自分的にも後味が悪かったので、ちょっと明るい話題を書こうと思います。ぁ、日記復活はしませんけどwさてさて、日記を書かなくなって早1ヶ月。…というか正式には「web上で」書かなくなって1ヶ月、です。このページの日記は更新していませんが、自分だけが見られる日記をPC上に作成し、そっちにはちゃんと毎日書き続けているんですよ☆実は劇団からお手伝いを頼まれて、今日までの1週間、東京ビッグサイトで行われていた「からだ博」というイベントに毎日通っていたんです。子供達に薬の正しい使い方をぬいぐるみショーで教える、というブースにわたしはいました。行き来する人にアンケートをお願いしたり、子供達に「ぬいぐるみショー始まるよ~、おもちゃのプレゼントもあるよ~」と声を掛けたりするのがわたしの仕事でした。子供は苦手なので最初の2日くらいは少しツラかったんだけど、だんだん扱いにも慣れて来て最終日の今日は終わっちゃうのが寂しくさえ思えました。今回のからだ博というのは、正しい健康管理や上手な医療の受け方などを広める博覧会でした。たくさんのブースがあったのですが、その中に「鬱」のブースもありました。詳しく見てみると、ここ数ヶ月のわたしの様子にかなり近い症状が書いてあったんです。心に余裕がなく、自分に劣等感ばかり抱き、何を考えてもイライラしてる。これを読んで「5月から7月にかけて、わたしは軽い鬱になっていたのかもしれない」と思いました。4月に劇団研修所に入り思うように上手く行かない新生活に対して、無意識のうちに疲れていたのかもしれません。ここ数ヶ月わたしの精神状態はボロボロでした。自分のことしか考えられなくて、周りの空気を読もうともしなかったし、一人で空回りしている感じでした。そんなわたしを救ってくれたのが、相方でした。相方は、自分が嫌な思いをするよりわたしが嫌な思いをする方が辛い、と言ってくれるような人です。いつもわたしのことを気にかけて、気遣ってくれました。でも、そんな相方の心遣いにわたしはずっと気付けなかったんです。わたしの鬱は、ポジティブな時とネガティブな時が交互にやってくるタイプでした。ポジティブな時のわたしを見る相方はとても嬉しそうでしたが、ネガティブな時のわたしを見る相方は本当に心配そうな、困ったような、悲しそうな顔をしていました。そのことに最近ハッと気付いたんです。そして、自分の為じゃない。相方の為に元気にならなくちゃ。そう思いました。「誰かの為に何かをする」ということはわたしにとてもパワーを与えてくれました。相方の為に、ゆっくりと無理せずに前のような元気と自信を取り戻せてきたんです。そして今回のからだ博。あんなにたくさんの、しかも幅広い年齢層の人々と触れ合ったのは初めてでした。当たり前のことなんだけど、本当に人間っていろんな人がいるんだなぁ、と改めて感じ、「わたしみたいな人間もここにいていいんだなぁ」と思えて、心が癒されていきました。いろいろ大変ではあったけど、この博覧会に参加できて良かった!一緒に頑張った劇団員さんたちがいてくれて良かった!そして、相方がいてくれて本当に良かった…!現在研修所は夏休み中で今はバイト三昧の日々なのですが、夏休み明けからはもう少し自信と余裕を持って過ごしたいと思ってます。まだ完全な本調子ではないけど、焦らず少しずつ回復していけたら良いな…。