紳士淑女がが少なくなった
今日は日頃と趣向を変えて紳士淑女について感じたことを書く。今私は朝早くの通勤で地下鉄に乗る。車での通勤は途中迄である。昔といっても40年前だが、サラリーマンだった頃と比べ、女性の服装が変だ、上に重ねて物を着る、パンツの上に薄い布地のひらひらを着る。若い子がするならまだ許せるは齢40歳代以上で、甚だしいのは50代後半の女性が着ている。大阪のオバちゃんがとやかく言われるが電車の中での大きな声での会話、帰りの電車でよくお目にかかる。電車に乗れば男も女も携帯電話で何かカチャカチャやっている。あれだけ熱心に何事でも電話以外でやればこれからの生存競争に勝つ方策が身に付くはずだ。なぜか男性は背広姿の所為かヘヤースタイルだけが目に付く。通勤時間帯の男性は何とか納得が出来る。ただし女性の通勤スタイルはしまりがないか、あるいは黒いテーラードのショートジャケットで黒いパンツがリクルートの続きのように多い。先日まではこれに安っぽいコートが多かった。縫い目がしわが拠っている仕立のコートは、綿やエステルのような安物仕立で大抵中国製である。よい仕立ては縫い目がきれいだからすぐわかるがめったにお目にかかれない。ウールのコートなら少しは救いがあるが、安物は中身の人間が安物に見える。また満員電車で髪を触る人が結構いることに気付いた。ナルシストなのであろうがこちらの顔に当たる、これはマナー違反だ、大体ふけが散る。これから気温が上がると服装はますますラフになり、仕事に行くのか、レジャーに行くのか見分けがつかない人が増える。やはり仕事に行くとき、作業をするとき、遊びに行くときそれぞれ服装は変えるべきと思う。休みに花見に行くときネクタイ姿ではさまにならない。満員では携帯を使わない。大声での話はしない、相応の格好をする。子供の躾をしっかりする、互いに他人を思いやりをもって接する。こんな些細なことが出来ない人が多くなってきた。これから不況で人間がぎすぎすしやすくなる。譲り合い譲られたらありがとうの言葉を発しよう。電車の中では口をへの字にしないこと。これだけでも世は明るくなりあなたは紳士淑女になるだろう。