杉作J太郎「恋と股間」
【内容情報】(「BOOK」データベースより)ダメ出しされたからって、もうヘコむの?女子に対する「メールのNG」とは?告白して「友だちでいましょう」と言われたときに返す第一声とは?そして、みずからの「童貞」に、いつサヨナラを告げるべきなのか?「男の墓場プロダクション」代表が命をかけておくる、八方ふさがりな時代を突き破る超絶恋愛マニュアル。中学生以上。 【目次】(「BOOK」データベースより)1章 どうしたら、彼女ができますか?(本当に彼女をつくるための、はじめの第一歩/人前で弱みを見せるスキルを磨け! ほか)/2章 それは童貞の悪い癖です(見た目に自信がない場合、恋愛は何で勝負をすればいいですか?/「童貞」とは、いつ捨てるべきものですか? ほか)/3章 彼女ができても日々是修行(「コイツは小さい」と思われてしまう男の行動とは?/化粧を取ったら別人でした。だまされた気分です。 ほか)/おわりに 女性のみなさん、ご静聴願います。(「いい男」のイメージについて、再考を促したい。) 面白かったー^^特にハッとしたのが、「友だちでいましょう」という断りフレーズについてのお叱りでした。確かに「友達」って、そうそうなれるもんじゃない。特に子供の頃は「友達」と「親友」の振り分けが悩みだったりしたわけだが、いつのまにやら「友達:なのか「知り合い」なのかという振り分けに悩む日々であります。著者は言う。「走れメロス」のように、友達というものは命をかける価値のあるものだと。振り返れば熱血マンガや少年マンガの登場人物たちは、「友達」のためにどこまでも頑張る。友達のために走って友達のために闘って友達のために死の危険をおかす。つまり友達ってのは本来それくらいのすごい存在だが、女性のその断り文句は何も考えていない。そんな女はお断りだぜー!…確かになぁ。「NGメール」についても面白かったなぁ。書きたいこともあって、相手への恋心もあって、かつ自分をよく見せたいという思いもあるのはわかるけれど、空回って文藝メルマガになっちゃ駄目よということで、うんうんと納得。返事の返しにくいメールって、同性同士でも困っちゃいますしね~…「すごいんだね!」って言って欲しいの丸出しのメールとか、男の子に貰ったらほんと評価下がりそうです。。言い回しが面白いので、軽くケラケラ読んで楽しめます。でも、決して内容が薄いと言うことではなくて。