カテゴリ:生活
今日、スーパーで買い物をしている時に
ふと、トマトを手に取り考えました。 決して、特売だから手に取ったのではありません。 「トマトは、どうして赤いかな?」 そして、調べて見ました。 私達は、物に色が付いていると考えています。 トマトが赤いのも、 空が青いのも、、 野山の緑色も、、 全てその物が元から、色を持っていると そう、感じ考えていました。 しかし、実際は違うみたいです。 この事を知るために、まずは、 太陽について考える必要があるみたいです。 太陽は、光線を地球に降り注いでいます。 俗に、「太陽光線」とでも言うのでしょうか、、 この光線自体に、色は無いみたいです。 しかし、子供の頃、「プリズムの実験」をした日を、 思い返してみてください。 このプリズムに、太陽光線を通してみると、 無色に感じていた光線が、虹の様な光に分かれます。 これを、「スペクトル」と呼ぶそうです。 この「スペクトル」の元である光の波を、 「波長」と云います。 色が、赤から紫へと移るにつれて、 だんだんその波長も短くなって行きます。 目に見える光線である「可視光線」は、 大体この範囲の中にあります。 「光の三原色」、、 可視光線の中の「赤」「緑」「青」は、 特別に、こう呼ばれています 目に見えない光線は、 赤より波長の長い赤外線、 紫より波長の短い紫外線などです。 この波長と呼ばれ、今、プリズムで分解してみた 太陽光線は、私達の生活をするこの街に降り注いでいます。 光線なので、家や人、花に草木に、 様々な物に降り注ぎます。 では、話は元に戻りましょう。 何故、トマトは赤いのでしょうか? トマトに含まれる「リコピン」と呼ばれる 成分が、赤い波長以外の光を吸収し、 赤い波長のみを跳ね返しているから トマトは赤く見えるのだそうです。 他の様々な野菜、植物、色々な物それぞれが、 固有の光の反射、吸収をしてそのもの独自の色を 形作っているそうです。 さて、この事もまた、 人間関系に当てはまるのでは、、 そう思い考えて見ました。 自分を「トマト」に、 家族や友人、恋人、、 また、その他の生活をする上で関わる人達 全て同じ「太陽」と、、、 そう考えて見ました。 太陽である「家族」「恋人」「その他の人」も、 皆、最初は自分に対して同じ光を注いでいます。 太陽なのだから当然です。 先程、調べて勉強したばかりですよね? しかし、受けてである私が、 その光を、同じ様に返しているのでしょうか? スーパーで売られていた、あのトマトの様に、 相手により、返す光を選ん出ませんか? 相手は、受ける光が今度は限られた光なので、 その光の中から、もう一度、考え選んで、 そして、貴方にまた光を返して来ます。 少し、分かり難いので例をあげてみます。 初対面で、誰かと会う、、 相手は、貴方にどんな人なんだろう? と、思い注目をします。 貴方は、「良い人そうだな」と感じ、 好意的な態度を返したとします。 好意的な態度で返したので、 相手も好意的な態度で返す。 どうですか?今回は、分かり易かったですか? さて、私達は、相手に嫌な態度を取られると、 まず、相手を責める事を考えがちですよね。 ここで、この「太陽とトマト」を、 思い出してみて下さい。 相手が嫌な態度だから、その受けた印象から、 相手への態度を決めてしまう、、 でも、「太陽とトマト」の関係を覚えた 貴方は、あえて、好意的な態度をしてみる、、 最初は、相手は「どうして?」と、 懐疑的になり、さらに嫌な態度をするかもしれません。 でも、いつかは、貴方の放つ優しい光により、 相手も今までと違う優しい光を返して来る事でしょう。 相手を変え様と思うなら、 まずは内なる自分の心を、 見つめなおしてみてください。 遠からずそれが、人間関係を円滑にする 一番の近道に感じます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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