心の色

自分らしく生活する事は、
簡単な事の様に聞こえます。

「自分らしく、、」

それは、自分の心の声を
素直に受け入れ、行動にする事。

しかし、
「この自分らしく、、」は、
結構、難しい事なんだと、
最近気がつきました。

人は、何かをし、
そして過ちに気が付く、、

だが、気がついたその過ちを
認め後戻りする事が、
とても悪い事をしてる、、

そんな気持ちに
囚われてしまいがちです。

自分もそうでした、、

それは、スーパーで珍しく買い物を
1人でした日の出来事です。

「今日は、大好きな生姜焼きを作って貰おう！」
そう考えて、目の前にある肉を手に取る、、

そのまま、野菜コーナーでキャベツを買い、
さらに店内を回り飲み物を手に取る、、
、
偶然、肉売り場のコーナーを通り過ぎました。

何と、目の前の肉は半額セールのシールが、、、
それも、かごの中の肉と同じ肉です。

「失敗したぁ、、取り替えたいなぁ」

頭の中では、その言葉が、
手を繋いでまわっています。

しかし、自分はこの時に
取り替える事が出来ません。

向こうは同じ肉で安いのが
分かってても出来ないんです、、

出来ないまま、レジへと
足を向けてしまいました。

これが、ある夕方の一コマです。

ここで自分の行動を、分析してみました。

肉を取り替えると言う行為は、
傍から見て、賢く買い物をしてる、、

そう見られるより、
「何だか恥ずかしい行為」を、
していると感じていたのでしょう。

その恥ずかしい行為をするよりは、
あえて失敗を我慢する事を選んでいます。

その後も、心に引っ掛かったまま、
レジを通り抜けて家路へと着きました。

では、果たして本当に恥ずかしいのでしょうか？

実際は、買い物で出会う人達は、
自分とは接点の無い方たちです。

肉を取り替えようが、そのままにしようが
何とも感じる事はないですよね？

自分がそこまで見られている、、

それは、考えすぎだと気がつくべきでした。
いや、気がついて居ながらも出来なかった。

そう、云えるのかも知れません。

人は、何かを自ら決定し行動をした時に、
過ちを認め、今来た道を引き返す事が
出来ないものです。

ですが、その時に引き返す事は、
決して恥ずかしい事ではありません。

恥かしくないのだから、
胸を張ってください。

心にわだかまりを持ちながら、
その前に進む事を選ぶより、
自分の心に素直に行動しても
良いのではないでしょうか？

人の目が気になるかもしれません。
ですが、自分の心の目を気にする方が大切です。

「自分らしく、、」

それは、何度も言いますが、
心の言葉を、素直に受けとめる事。

そこから、全てが始まる、、
そんな、気がしてきませんか？

自分も、頑張ってみます。

次からは、気がついたらちゃんと、
半額セール品に取り替えて来ます。

もう、無駄に家計を、
圧迫したりしません。

今日から、自分らしく生きると、
決めたのですから、、