わくわく着物～着物の愉しみ～　臥竜亭へようこそ！

　しかし詰めは甘い。

　本日、近所のスーパーの目玉商品、アジ1匹、50円也！　やや小振りだが、立派な地物の真アジじゃーあーりませんか。

「とれたてを直送やからね、刺身でいってよ！」。威勢の良い声でおじさんにそういわれては、刺身好きとしては買わないワケにはいかんでしょう。安さにもつられ、気付けば2パック、16匹お買いあげ。

　まずはたたきでしょ。それから、フライもしよっかなー。えっとそれから…と考えつつ売場をうろつく目の前には、おおっと。干物干し網？

　…おおΣ(☆☆)!!　これは天啓？　いや、スーパーの戦略?　やったことないけど、干物、作っちゃう?

　500円也で干し網も購入、おうちに帰ってから、さっそくアジを開いて塩水へ。そこまではひもといた魚の捌き方本に載っていたけれど、その後は「干す」とあるだけ。うーん。適当に水気を切って、干せばいいのか？　

　とにかくやってみた、アジが並ぶその干し網の清々しいこと。すっごい一仕事した感がワタクシの胸に押し寄せる。去年の今頃、このワタクシがこんなコトができるようになるなぞ、誰が想像したことでございましょう。魚（といってもアジと鰯だけだが）おろせるようになって、ほんっとうに良かった！

「上手くできてよー！」。アジに柏手打って拝んでみましたが。

　意外な盲点その1.「走り出したら止まらないぜ～♪」ついつい興味だけで突っ走ってしまいましたが、天気予報ではこの一週間、雨だとか。…乾くのかちら(--;)？

意外な盲点その2.夕方たまたまパッタリ会った、釣り好きの友人。彼に「干物ってどれ位塩水につけるの？」と尋ねたら「20～30分でエエぞ。何時間もつけんなよ、辛ろなるぞ」。…。時すでに遅し。3時間ばかり浸かっていたと思われますが、うう～ん。何ともしようがない。

　一体どんな干物（になるのか？）が出来上がるだか。楽しみなような、怖いような…(--;ゞ。