わくわく着物～着物の愉しみ～　臥竜亭へようこそ！

　猫避け薬剤ってのが売ってますが。

　本日もウォークウォーク。さー、遊歩道の釣り人はどうかな、と思っていると、本日は昨日の三分の二くらいに減っている。夕べは、何かエエもんが釣れる日やったんかな。それでもそこそこの数だが。

　すると、やはり無頼は数頼みなのであろうか、それとも今宵はマナー向上な釣り人集合日?　お道具もきちんと自分の周りでコンパクトにまとめ、うんうん、エエやんか。遊歩道出入り口をふさぐような、マナーないにも程がある違法駐車も、本日は0。単にジモティが来てるだけなのか。何にせよ、結構結構。

　と思ったのはつかの間のこと。

　ん?　何か、読経???
　
　低く流れる男声。放歌高吟、というほどでもないが、切れ間なく続く調子外れかつ陰気なメロディは、否が応にも耳につき、蝿や蚊の羽音のように、耳障りだ。

　その声の先に目をやれば、すっかりできあがった吉本新喜劇肉体労働者風オヤジが、ベンチから半分ずり落ちるように座って、歌っている。っつーか、うなっている。

　…。釣り人がいないのはこのせいΣ(@口@;)!?

　そういえば釣り人はオヤジから離れたところに固まり、ワタクシを含めたウォーキング者は、オヤジを遠巻きにするよう避けて通る。別に誰かに絡むわけでもなく、ご機嫌さんで歌ってる（うなってる）だけだけど、やっぱ他人的には、あんま気持ちのいいモンじゃないしね。

　ヒトって、淋しいものなのだろうか。一人でいることに変わりなくても、人恋しいのか、人のいるところに寄ってくるのであった。

　明日は十五夜。月を眺めるのによい季節ではある。