カテゴリ:AV機器とか家電かんけい?
リコーのCX6を買いました。
発売が2011年12月だから、もうじき2年になるわけですが、後継機は出ないようで、実質リコーブランドのこのクラスとしては事実上最後のモデルですね。 私は、RDC-5300→Caplio G3→Caplio R3→R8→CX2 とずっとリコーのコンパクトデジカメを愛用してきたのでとても残念ですが、世の中の流れですから仕方ありません。そういうわけで、そろそろCX6買わないと、と思っていたところ、先日シルバーモデルが2万円台前半で売られていたので購入に至った次第です。 タイトルにも書いたように、骨を拾うという意味合いが強いですね。 リコーに限らず、最近コンパクトデジカメの普及帯モデルはほとんど売れないようで。最大の原因はiPhoneをはじめとするスマートフォンのカメラ機能の進化によるものといわれてまさしくその通りだとは思いますけれども、他の人が携帯のカメラで写真撮っている姿ってとても滑稽に見えるし、個人的には全く受け付けないのです。 ついでに、ある程度ちゃんと写真撮りたいという層は、デジタル一眼レフ、ミラーレス一眼、高級コンパクトといったところにシフトしているというのがありますね。 まあでも、私のように、そんなにカメラに詳しくなりたいわけではないけど、写真は専用のカメラで撮りたいという層もいるのではないかと。(そんな私もついに・・・っていうのはまた別の話) リコーのデジカメはお家芸の1cmマクロとか、結構いいところもあって、それなりの数のファンが付いていたと思うのですが。 今回CX6を購入して、やっぱりCX2から4モデルの差に驚いたというか、かなりよくなっているなと感じたのですが、逆に2009年9月発売のCX2から2年ちょっとの間に4モデルも開発していたことの方こそ、自らの首を絞めていたような気がしてなりません。半年に1モデルとかモデルチェンジするから、すぐに値下がりするし世代間の差は小さくなるから前世代のモデルと市場で競合して売れ行きが悪くなるし、全くいいことがないようにしか。 そもそもリコーはパナソニックとかソニーとかと競合することはないんだから(そのへんを買う人はそもそもリコーを買おうなんて考えない)、1年1モデルでもう少し上手に価格コントロールすればよいのにと。 終わったことをいっても仕方ないですが、各社が高級機寄りに舵を切った結果として、だんだん上位のモデルが同じような状況に陥っている気がしてなりません。いわゆるネオ一眼はすでに低価格化して先がなさそうですし、人気のミラーレス一眼がこれから同じ道を歩まないか心配です。 脱線しましたが、CX6はリコーの正常進化形という感じで使い易いし、画質も機能も向上していてとても気に入っています。リコーコンパクトデジカメの最終形としてふさわしいと言っていいかも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014年11月24日 09時44分33秒
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