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テーマ:韓国!(17222)
カテゴリ:韓国ドラマ
パク・シフ主演ドラマ「家門の栄光」を興味深く見ています。
宗家の宗主が亡くなった時 屋根の上から亡き魂をあらためて空へ送り出す風景は ドラマ「イ・サン」で崩御した王の魂を送り出す風景と同じで 少なくとも朝鮮王朝時代から続いている、亡き人を悼むひとつの作法とわかるからです。 伝統的な風習を守り続ける旧家の生活の描写が素敵です。 「宗家は血筋の集団ではなく 同じ考えの持ち主の集団」という宗主の言葉も印象深く、心に残っています。 意外にも血統主義ではなく、 そこには生きる哲学が息づいているとわかります。 一般的表面的に知られている儒教思想とは別の、 価値観、より深い世界観が伝わり 現代社会の持つ家族の意味を再考させたり、 現代的価値観において新しい家族観への共感を喚起している気もします。 「家門の栄光」は ガンソク(パク・シフ)とダナ(ユン・ジョンヒ)が親に恋仲を反対される 現代版ロミオとジュリエットのようになってきて...涙することもしばしば。 7月8日に放送がはじまった、朝鮮王朝版ロミオとジュリエット「王女の男」と なんだかオーヴァーラップします。 「王女の男」もパク・シフ主演だからでしょうか。 スンユ(パク・シフ)とセリョン(ムン・チェウォン)の、歴史を揺るがす(!?)ラブストーリー。 ムン・チェウォンはドラマ「風の絵師」でその美しさや切ない演技にうっとり。 その頃からだいすきです♪デビュー当時は第2のキム・ヒソンと呼ばれていたそうですね。 昨年シーズン1に夢中だったBBC制作、 ベネディクト・カンバーバッチ主演ドラマ「SHERLOCK/シャーロック」の シーズン2の放送が間もなく始まるので 復習のため、1年ぶりにシーズン1をもう一度。 ベネディクトの淡い眼の色、その美しさに吸い込まれそうな気もしながら...(≧ω≦*) 元々の髪の色はブロンド。 スピルバーグ映画『戦火の馬』ではそのブロンドで端正な演技を魅せています。 現代のロンドンに生まれ変わったホームズは 世界唯一のコンサルタント探偵。 シーズン1は... 前から好きだったGraffitiがニューヨーク同様、ロンドンでも アーティストと取り締まりのいたちごっこ、鬩ぎあい...という現代的風景・風俗から 謎を解く、推理の糸口を掴むきっかけになる、という多層的演出、 ロンドンらしい雰囲気ある演出も印象的。 特に、このシーンではホームズの俊敏さと対照的に、 パートナー/相棒ワトソンの鈍さもあらためて表現されていて思わずくすっと笑ってしまいます。 映画のワトソンとは対照的かも。 ワトソン役はすきな映画『銀河ヒッチハイク・ガイド/The Hitchhiker's Guide to the Galaxy』も主演マーティン・フリーマン。 短いシーンにもさまざまな情報や見どころがあふれている「SHERLOCK」。 社会問題もちょっと忍ばせていたり、ほんとうに多層的。 だいすきなフェルメールの絵が贋作かどうか、ホームズが時間に追われながらスマホも駆使して答えを出すシーンもすき。 すきな画家フェルメール、というだけでワクワクしているのに(≧∀≦*) だいすきな星の話も出てきて... 絵と星の結びつきに感嘆(うっとり)。 ガイ・リッチー監督の映画版『シャーロック・ホームズ』より、 推理や考察、調査のシーンが多いので 21世紀の新しいホームズ像ながら ホームズらしさを楽しめます。 宿敵・モリアーティ(アンドリュー・スコット)の造形もなかなか興味深いです。 原作とは異なり 若く、額の広い目の大きい容貌と スタイリッシュなスーツに俗っぽさと狂気が共存し、 ちょっと神経質でサイコな話し方にぞくっとした雰囲気を漂わせコワイと思わせる。 紙一重の狂気。 アンドリュー・スコットはアイルランド出身の俳優。これから要注目かも!? GREEN DAYのボーカル、ビリー・ジョー・アームストロング/Billie Joe Armstrongにちょっと似たルックス。 モリアーティとの対決が深化するシーズン2がますます楽しみ! そして最近ハラハラしながら視ているのがパク・ヨンハ主演「ザ・スリングショット~男の物語~」(2009年)。 まだ見はじめたばかりですが... 緻密な構成で伏線も多く張りめぐらされ 巨悪の陰謀がじっくりと徐々に炙り出されていく予感。 刑務所内でのパワーゲーム、裏社会につながる人間関係、 そして新しく結ぶ義理や人情も興味深く、 刑務所の外に出てからはいよいよ復讐となるのですが... その頭脳戦・作戦に伏線、 企業M&Aや再開発事業、 株価の上下で買収を有利に進める仕込み等の現実社会とリンクする戦略など ビジネス界のリアルで熾烈な描写も目を引き パク・ヨンハ主演映画『作戦The Scam』(2009年)をちょっと思い出すほど。 映画ではパク・ヨンハが天才デイトレーダーでしたが ドラマ「ザ・スリングショット」ではパク・キウンが天才トレーダー。 ジェヒ主演『ケンカの技術』で初めて知ったパク・キウンの今回の演技は モリアーティ役のアンドリュー・スコットにも通じる!? 狂気の見せ方に外見とのギャップが大きく、おもしろい。 刑務所内の日々に注目!?してしまうのは ヒョンビン主演「チング」も。 ドラマの場合は何回かの放送でじっくり少しずつ、 食事の風景から運動場での出来事、木工や軽作業の情景、面会シーンに差し入れのパワーゲームまで描き さまざまなシーンを通して主役の心理や人間関係、葛藤、そして新たな伏線を 緻密に積み上げていくからおもしろい。 to be continued...!? buzz KOREA Click... にほんブログ村 韓国映画 にほんブログ村 映画 にほんブログ村 映画評論・レビュー にほんブログ村 韓国情報 にほんブログ村 K-POP にほんブログ村 Copyright 2003-2023 Dalnara, confuoco. All rights reserved. 本ブログ、サイトの全部或いは一部を引用、言及する際は 著作権法に基づき出典(ブログ名とURL)を明記してください。 無断で本ブログ、サイトの全部あるいは一部、 表現や 情報、意見、 解釈、考察 ロジックや発想(アイデア)・ 視点(着眼点)、写真・画像等も コピー・利用・流用することは禁止します。 剽窃厳禁。 悪質なキュレーション Curation 型剽窃、つまみ食い剽窃もお断り。 複製のみならず、切り刻んで翻案等も著作権侵害です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 25, 2022 02:41:02 AM
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