韓日中堅作家、現代美術を語るのトークも
作品も楽しい会田誠の新作、
ランチボックス・ペインティング シリーズを観に(8月)。
はかないことを夢もうではないか、そうして、事物のうつくしい愚かさについて思いめぐらそうではないか。
プラスチックの空き弁当箱に樹脂(らしき)がしぼり出されている。
ちょっとギモーヴやマカロンのような、なめらかそうな表面の質感。
触ってみたかったけれど触れないので
ギャラリーの方に製作プロセスを伺ったところ...
絞り立て、最初はやわらかかったそう!
で、しだいに固まる、と...
お料理、お菓子作りのようで...プロセスからますます愛らしさが増す...
お弁当箱の区画からのはみ出し加減も良い。
今回の展示には
作品の参照例が配布もされていた。
マルセル・デュシャン → 使い捨て弁当箱という前提、レディメイドとしての大量生産工業製品。
ゲルハルト・リヒター → 具象画と抽象画の分離。
ジャクソン・ポロック → 重力と偶然にかなり依拠したドリッピングという技法。
河原温→作品サイズ、展示スタイル、方法の限定。
ゲルハルト・リヒター、白髪一雄、デ・クーニング、中村一美など → アンチとしての大画面、絵の具の大量消費。
岡崎乾二郎、彦坂尚嘉など → 絵画の分析それ自体の提示。
村上隆、ロイ・リキテンシュタインなど → 本物の筆触ではないという意味で、人造的な絵画制作法。
ジェフ・クーンズ、ダミアン・ハーストなど → キッチュ感覚、アートマーケットを小馬鹿にしたような姿勢。----など。
(アートの)ふらつくコンテクストを
ピン止めするテキストも余韻を残した。
その方向性、視点の確かさに...
やっと行かれた…ウルトラ植物博覧会...
to be continued...!?
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