韓日中文化オリンピック 韓日中共同公演
「流留(リュリュ)」にご招待いただきました。
仮面踊り(タルチュム 탈춤 仮面劇)の
「病身舞 ピョンシンチュム 병신춤」をアレンジした舞台。
タルチュムそのものが批評精神を十分に備えた作品だが
さらなる批評精神を湛えたピョンシンチュムを選んでの演出が意味深長に思える。
演出は舞踊家のチョン・ヨンドゥ(Jung Young Doo 정영두)氏。
かねてよりお名前は幾度となく聞いていたものの
コレオグラフィーした公演に実際に足を運ぶ機会がなく
やっと...という思いも。
しかし、フェスティバル・トーキョーで観た
「HIROSHIMA HAPCHEON」(2010年)に出演していらしたとは...(気づきませんでした)。
日本でのカタカナ表記では同姓同名と思われてしまう
現代美術家のヂョン・ヨンドゥ(Yeondoo JUNG 정연두)氏の方が
やや知名度があるかしらと思っていた
もう一人のヨンドゥ氏の公演についに!
公演は
前半はコンテンポラリーダンスの要素が強いが
第2部の病身舞公演をモチーフに第1部を作っているとのこと。
確かに病身舞を分解した上でモジュールを
ロボットダンスのように動かしているようにも感じられた。
顔の表情、筋肉も仮面のように。
伝統を流して留める趣。
VISAが下りなかったそうで
中国の踊り手のみ来日出来なかったのが残念。
天下一タル工作所による病身舞。
イケメンが痘痕のある仮面、ハンセン病を表わす仮面をつけて
病身舞を踊るアイロニー、落差も
引き付ける表現だった。
病身舞はそんな落差、境界を埋める舞踊、身体表現と考えているので
そこまで日本の観客に伝わったかどうかは気になったが...
興味深く、おもしろかった。
to be continued...!?
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