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テーマ:最近観た映画。(39322)
カテゴリ:アニメ
ある事情があってポケモンの映画「ポケモンレンジャーと蒼海の王子 マナフィ」を見てきました。
映画館には、さすがに子供と親御さんが多いのは当たり前ですね。世代的に今までポケモンについては全くのノータッチだったので、主人公がサトシで黄色いのがピカチュウというぐらいし知りませんでした。 肝心の映画の中身ですが、うーん、といった感じです。 ドラえもんの長編「のび太と恐竜」に「天空の城 ラピュタ」を混ぜてポケモンのキャラクターに演じさせた、といった内容でしょうか。もちろん「パクリ」とかいった意味ではないですよ。ただ、ストーリーの筋立てで、この部分は「ドラえもん」、この部分は「ラピュタ」から取ってきたのかもしれないな、と思わせたということです。マナフィと女の子のキャラの関係はピー助とのび太を、マナフィの存在と城はシータ&飛行石とラピュタ城を思わせます。 全体的に、そつなく作ってある映画でした。全体的にマイルドですね。マイルド過ぎて、今回みたいな事情がない限り、積極的に見たいとは思わせない内容でした。つまり、私のようなビギナーの大人が見てもキャラクターに思い入れがありませんので、「ほうほう」としか見られない。悪役も「悪役っぽい」感じでありますので、こちらが卵をぶつけたくなるような憎悪も、やっつけたあとの爽快感もなく「ほうほう」といった感じです。サトシの勇気とかは、伝わりましたが・・・。 ただ、映像や音楽は丁寧に作ってありますね。それなりに投資をして、おそらくポケモン的なお約束(推測ですが、新しいポケモンのキャラを出す、ポケモンと人間の友情を出す、人が死ぬシーンは出さない、とか)をきっちりと踏まえて作っているんだろうなぁ、という内容でした。 まあ、子供向けアニメなので、大人が満足する必要もないとは思うのですが、大人も満足させることが出来れば、子供から「大人まで」対象とする市場が広がるでしょう。国内の少子化を見据えれば、子供相手のビジネスだけでは縮小していくのが目に見えていますが・・・・、そんなことを見終わった後に思いました。映画の中に、大人が共感できるものがないんですから、仕方がないですよね。 眞鍋かをりさんが声優をしていたのですが、上手かったです。本職の人がやっているのかな、と思ったぐらいですが、よく聞けば声は眞鍋さん。芸達者だなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.08.29 06:08:38
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