こどもの絵
8年前の娘の絵子どもの描く絵って、実はとても短い期間のものだと思う。娘の書く絵が大好きで、その頃はこれがずっと続くと思っていたし、あるいは、もっと表現の幅が広がるものだろうと思っていた。だけど幼稚園に入ったら、まわりのお友達の絵を見て書くようになったり、テレビのキャラクターじみた女の子ばっかりになってしまい、小学校に入るとそれはもっと通り一遍になってしまって、ちっともおもしろくなくなっちゃった。つまんないなーと思う。今3才の末息子が好き勝手書いてる絵が大好き。耳から手が出てたり、口が顔よりはみ出てたりする。幼稚園へ行くと掲示板には園児の絵がずらっと貼ってあって、中には年長さんかと思うくらい形状のしっかりした絵もあるんだけど、今の私は、へんちくりんの構成バラバラの息子の絵がおもしろくて大好き。あー、そう思うと長女なんかは私が個性を伸ばしてやれなかったんだなーとも思う。あんな絵はもう見れないのかと思うと、なんだかさみしくて、きちんと絵を残してやるようなこともしてやってないので、この写真が出てきたときはなんだか本当にうれしかった。