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ふわふわ卵

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2007年11月01日
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カテゴリ:本の感想

天と地の守り人(第3部)

天と地の守り人 第三部、上橋菜穂子著、偕成社

ロタとカンバルから援軍を得たチャグムは故郷へ帰る。そこで、彼を待っていたのは、頑なな帝と、ナユグの春であった。

とうとう、最後の巻を読むことになってしまいました。

今回のキーワードはです。バルサとチャグム、父と子、兄と弟、師匠と弟子、治める者と治められる者、国と国、そしてタンダとバルサ。

戦場にタンダを探して廻るバルサ。やっと見つけ、介護してくれた村人にタンダとの関係を問われて、思わず、「つれあいです。」と答えるバルサにドキっとしたり・・・。

やがて帝になるであろうチャグムには、もう2度と会えないだろうけれど、幼いチャグムとの別れとは違い、もう悲しくはないと思うバルサの気持ちにウルっときたり・・・。
私も、息子が大学のある街に旅立ったときは、空港で泣けたけれど、就職して離れていくときは、寂しくないかな。

読み終わりたくないと思いつつ、どんどん先が読みたくて読んでしまい、感動と寂しさが残りました。

早く、又、上橋さんの次の作品が読みたいです。





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最終更新日  2007年11月01日 22時24分58秒
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