コーヒーミル修理の方法
ここのところ、コーヒーミルがキュルキュル言っていて、そろそろ来るんじゃないかなぁ…故障するんじゃないかなぁ……と、予感はありました。ちなみに、「コーヒーミル」とは、コーヒー豆を挽いて粉にする機械であります。午後2時半頃だったと思うのですが、お客様のコーヒー豆を挽いている途中、ついに、故障してしまいました。コーヒー豆が落ちていかなくなりました。これまでにも何度か経験しておりまして、故障原因の予想はつきました。ダイヤルを分解していきますと、中に、ワッシャー?リング状のものがあるのですが、それが、切れてしまったのが原因だろうと思いました。きょうは、粉の大量予約注文が入っておりまして、それも途中でしたので、なんとか、早めに、修理してしまわなければなりません。早速、修理にとりかかることにしました。ただ、この故障も、そうしょっちゅう起こるわけではありませんので、修理の仕方を忘れています。なので、手探り手探りで、分解していきました。同じような修理をする人のために、また、自分自身、次回、修理する時には、忘れている可能性もありますので、以下、修理の手順を記録しておきたいと思います。写真は、あとから思いついて撮ったので、逆からの流れになりますので、もしかしたら、プチ違和感があるかもしれません。ご了承ください。はじめに、ミル上部のホッパー(?)……豆を入れる所と、下の受け缶をはずし、コンセントを抜いておきます。ダイヤル部分…「中びき」とか文字が書いてある部品の、中心のネジ(+)をはずし、ダイヤルもはずします。一番手前の部品、プラスチックと金属部品が一体になったもの(↑)を両脇の大きめのネジ(-)を回し、はずします。結果、上の写真のような状態になりますが、その中心部に、金属のキャップみたいな部品(↓)があり、それをはずします。この時、ネジなどはありません。また、このあたりから、手が汚れてきますので、手元に、ウェットティッシュなりを準備しておくと、いいかもしれません。次に出てくるのは、上のような状態ですが、その中心部に、切れたリングの破片があると思いますので、それをマイナスのドライバーなどで、取り出します。上の写真は、すでに取り除いた後の状況です。取り除いたリングは、こんな感じです(↑)。この時、わたくし、確認のため、メーカーに電話してききました。きいておいてよかったと思いましたよぉ。中心部の溝を一直線にしたいのですが、渋くて、動かないのです。そこで、「クレ556」などを使ってもいいか、きいてみたわけでございまする。答えは、やめたほうが、いい★…ということでした。使うとしても、グリスをほんの少量使う程度にすること。使う前に、電話で確認をしておいて、ほんと、よかったです。溝のそろえ方は、中心軸の周りの金属部分を手で押さえ、大きめのマイナスドライバーを中心軸に差しこんで、力で回す!!成功しました♪溝が一直線になった写真が下です。この中心・溝の部分に、新品のリングを差しこみます。わたしは、こんなこともあろうかと、予備のリングを5~6枚、準備しておいたのです。なので、カリタのハイカットミルを使われている方は、予備のリングをあらかじめ取り寄せておいた方がいいかもしれませんね★あとは、これまでとは逆の流れで、組み立てていけばいいのですが、最後のダイヤルを取り付ける際に、挽き具合の調整確認が必要です。ダイヤルをはずした時に、手前に出てくる金属の円盤状の部品(↑)、これを回して、実際に少量挽いてみて、挽き具合を確認してから、ダイヤルを取り付けます。以上、カリタ・ハイカットミル(業務用)で、豆が挽けなくなった時の修理方法でした☆↓人気ブログランキング「青森県」現在第1位。 ありがとうございます。感謝感謝。