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カテゴリ:京都ひとり歩き
4月8日は、お釈迦様のバースディ♪
この日が仕事の休みと久しぶりに合って、京都の妙心寺の花祭りを見物できました。 花祭りは、仏生会(ぶっしょうえ)、灌仏会(かんぶつえ)とも呼ばれるそうです。 ここの花祭りは2回目で、4~5年ぶりです。 朝の10時前には仏殿の中を大勢の僧侶がお経を唱えながら練り歩きます。 その後、仏殿の前に花で飾られた小さなお堂が祀られました。 花は椿が多かったです。 10時から13時までは妙心寺の塔頭で精進料理教室があっているので、その用事を済ませ花祭りのお堂を見に行くと、お堂はあるのにお釈迦さまは不在。 「あれ?もう終わり???」と立ち尽くしているとお寺の方が出てきて「お釈迦様は昼休みで休憩中です。もうすぐ出てみえるので、お迎えに行ってまいります。」と言って奥へ。 5分後、係員がお釈迦様を連れて戻られました。 後ろから甘茶の入ったヤカンを持った人も現れ、お立ちになった足元の桶に甘茶を注ぎます。 「さぁ~、どうぞ」と言われ3番目に並んでいた私は甘茶をすくってお釈迦様にかけました。 熱々のお茶で、釈迦像からは湯気が立ちのぼって温泉に入浴してるような感じです。 すごく熱そうです。 数人が甘茶をかけて拝んでいたら、係員がおもむろに賽銭箱から硬貨を取り出して釈迦像の前に並べました。 !!!そうだ、お賽銭を上げていなかった。 それからは参拝者はみんな忘れずにお賽銭をあげていきました。 私も遅ればせながら、そっと硬貨をお堂に納めました。 ↑誕生してすぐ7歩あるき「天上天下唯我独尊」と言われたとか。 天と地を指差していらっしゃいますが、私にはサタデーナイト・フィーバーにしか見えません。 この日仏殿の扉も特別に開けられていて、普段は見ることのできない堂内のお釈迦様を拝む事ができました。 なんでも手には蓮の花を携えておられて、そのような釈迦像は珍しいとのこと。 遠くからなのではっきりとは見えませんでしたが、美しいお姿でした。 さて、妙心寺の南門から出て東側に花園会館という建物があります。 宿坊のある塔頭とは別に、団体客にも対応できる大型宿泊施設を完備しています。 1階には土産物屋やレストランも入っていて、たまにふらっと立ち寄ります。 売店には白い作務衣も販売していて『お遍路さんの時にピッタリだな』と心の中でつぶやいたり。 そんな私のおすすめは手拭です。 境内にある法堂の天井画【八方睨みの龍】がプリントされたもの。 渋いです。 それから歩いて龍安寺にも行ってみました。 有名な石庭を眺めて、帰りがけに係りのおばさんに「花祭りのお堂はどこかにありますか?」と尋ねると・・・「ウチはやってない、関係ないから」のように言われました。 お釈迦様と関係ない仏教ってあるのでしょうか?! 龍安寺も同じ臨済宗・妙心寺派なのでは???という疑問だけが残ります。 お寺は全部が全部、花祭りするものでもないんですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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