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カテゴリ:お遍路
AM6:30から朝食ということでしたが、10分前には呼ばれて食事処へ下りていきました。
豆腐屋のご主人は、この先の道を手書きの地図で教えてくれて「私は仕事があるからこれで失礼するけど、好きにしていって」と出て行かれました。 朝食も豆腐づくし。出来たての温かいざる豆腐が特に美味しかったです。 TVをつけると、天気予報。ここまでくると天気予報も九州や中国地方まで入ってきます。 食事を終えて、食器を台所に返却して出発の準備をします。 一晩だけでしたが、とても楽しく過ごせました。 ご主人のサバイバル知識の話で、山の中で喉が渇いたら・・・若竹の幹を切ると中に水が溜まっているのでそれを飲むというのを忘れずに覚えておきます。 家中の電気を消して、玄関を出る。 ↓民宿の外観。 話のとおり、ここ大瀬は気温が低かったです。 AM7:10に宿を出発しましたが、5月なのに吐く息が白くなります。 すぐに突合の三叉路が現れ、ひわた峠方面へ教えられた道を川沿いにどんどん歩いてゆきます。 吉野川を見下ろすように、集落の家が朝日に照らされています。 明るいうちはこの道も快適ですが、日が暮れたら真っ暗で怖いだろうなぁ。 内子から久万高原までは、このような寂しい川沿いと峠道です。 379号線の脇にきれいな藤の花も咲いています。 向うに見えてきたのは、教えられたトイレ付き休憩スポット。 AM8:30、薬師堂に到着。お堂は新しい感じです。 隣には公衆トイレや『上田渡』のバス停もあり、ミカンを食べて15分間の小休憩。 AM9:05、落合の分岐。遍路道の道しるべを確認して42号線へ進む。 すぐに小高い場所にある東屋が目に入ります。平地にあれば利用しやすいのですが・・・。 階段を上るのがきつそうで、眺めるのみ。 近くに大きな看板があり、この先の案内図が記されています。 ひわた峠だけでなく、下坂場峠というのも越えるらしい。 ポツポツとある集落に差し掛かると、『厄除大師』のお堂が緑の中にありました。 AM9:50、本成の『三嶋神社』が見えてきました。 山門の中には仁王様ではなく、こんな人が鎮座しておりました。 本殿も重厚な雰囲気が漂い、舞台のような造りです。 神社には公衆トイレもあり、小休憩してから出発。 『上畦々(かみうねうね)』という面白い名前のバス停の横を通過し、急坂になります。 山道をしばらく歩くとH570の下坂場峠で車道と合流します。(AM10:45) 宮成の神社、大師堂を通過。 AM11:10、峠への農道の脇に、誰かが作ってくれたパラソル付き休憩所がありました。 陽射しが強くなるこの時間にパラソルは本当にありがたく、ここで軽い昼食。 農道から山道に入ると、そこの風景はまるで高原の別荘地。 連休で山荘に滞在している人がいるようです。 山荘を横目に、また山道に入りました。涼しくて快適。 PM12:00、ひわた峠のお堂とだんじり岩。 弘法大師がこの岩の上で、自分の修行の足りなさにじだんだを踏んだのが由来だそうです。 だんじり岩の先に、ひわた峠の頂上はありました。 峠は木々に囲まれ、見晴らしは良くないのですぐに下りました。 ひわた峠のトイレと東屋あり。 下りだすとあっという間に久万の集落が見えました。 民家の間の道を調子よく下ります。 大宝寺はもうすぐです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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