HANOIの旅ノート

ハノイ土産にとクッキーを頂いたのは数ヶ月前。
ベトナムコーヒー味とライチ味で、ライチ味にはドライライチが入っている。
パッケージの絵も可愛らしいし、味もまあOKレベル。
ベトナムに行く友人知人から、会社用のお土産は何がオススメ？と聞かれるたびに
困っていた私は、ベトナムにもこんな立派なものが出来たのね～と感涙
小袋のビニールがハサミ無しではあけにくいのもご愛嬌、だってベトナムだもの
なんて思っていた。

が、しかし……。
その後立て続けに、シンガポール土産のライチ味マーライオンクッキーと、
カンボジア土産のアンコールクッキーを頂く機会があり、我が家には東南アジア
クッキーの試食会のような様相を呈してきた。
まずはライチクッキーから、とマーライオンをかじってみた。香りが違う
香料なんだろうけど、ライチの香りがぷーんときて幸せな気持ちになるではないか。
騙されちゃうんだよなあ、香りに。
もちろん個別包装だし、袋ははさみがなくてもすぐ開く。素晴らしい。
ドライライチの味わいはないものの、あえなくベトナムライチクッキーの敗退だ。

次に食べたアンコールクッキーは、余計な事をしていないシンプルなクッキーでは
あったが、コレがかなり美味しい
日本人の小島幸子さんが立ち上げた会社がつくる、特産のカシューナッツを使った
アンコールワット型のこのクッキー。
かの地で見かけた際には正直言ってぼったくりだ～と思ったけれど、アンコール
クッキーと一緒に頂いた新聞のコピーには、小島さんのカンボジアへの思いが
書かれていた。
「会社がお金を儲けて税金を払う。そんな当たり前のことがこの国には必要」
との観点からNPOなどにはせずビジネスとして立ち上げることにこだわったらしい。
あー、そんなことならセコイこと言わずクッキー買って協力すればよかったかしら

それにしても、ベトナム！
シンガポールに負けているのは仕方ないけど、カンボジアに負けちゃいかん
がんばってもっと美味しいクッキーを作らねばっ