田舎の雑木林で楽しむ！

[里山の風景] カテゴリの記事

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  ふたたび里山の風景をお見せしましょう！

  　　前に何度も、この村の里山風景をご紹介してきました。前に撮っておいた写真の中から、二枚をお見せします。お寺のある風景です。神社とお寺は、やはり日本の原風景といっても良いでしょう。建物そのものが、日本の風土に良く溶け込んでいるのですね。上は、田原の集落の一部です。下は、岩波の小さなお寺です。桜が咲くこ頃は、もっと素敵でしょうね。　　桜といえば、すでに岡崎や新城では満開に近く咲いていますが、標高が高くて寒いこの村では、大体3週間くらい遅れます。岡崎や新城に下りると、下るほど桜の開花が広がっていきます。下では、コブシ、モクレン、キブシ、レンギョウなどが花開いていますが、こちらではまだです。まだ寒くて、薪ストーブを焚くほどです。 

  March 31, 2008

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  菅沼地区の里山風景を！　アセビのつぼみが色とりどりでした！

  　　数日前、北隣の集落、菅沼地区のお寺のを紹介しましたが、その続きで集落の風景をご紹介します。山すそに広がる集落は、まさに里山の風景です。大きな萱葺きにトタンを張った農家がたくさんありました。　　谷底を流れる菅沼川を見たら、下の写真のように、河川敷のヨシ・アシがきれいに刈られて束ねられ、両岸に並べられている光景に出会いました。下流から上流の方まで、この風景が続くのです。何のためにこのように刈るのか、理由が分かりません。農作業に使うのでしょうか、それとも萱葺き屋根のためなのでしょうか？？　　帰り道になにげなく道端を見たら、アセビに右のように赤いつぼみがたくさん付いていました。確かアセビは白い花を咲かせるのでしたね。葉を見るとたしかにアセビです。　　そうこうするうちに、別の場所で白いつぼみのアセビを見つけました。それからまた、燈色のつぼみを持つアセビに出会いました。下の写真です。　　　アセビは、種類によっていろいろの色の花を咲かせるのですね。　花が咲く頃、注意してみることにしますね。これも、マンサクに続く、春の訪れなのでしょう。   

  March 8, 2008

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  早朝の雪景色を楽しんできました！

  　　早朝６時過ぎに起きたら、一面の雪景色でした。でも、積雪は３ｃｍくらい。日が出れば溶けてしまいそうだったので、顔も洗わずに、カメラ片手に飛び出しました。上は、我家の目の前に見える風景ですが、朝焼けと雪の景色が重なって、幻想的な写真となりました。　　雪をかぶった我家の景色もなかなかいいのです。夜明け前で、まだ朝日が当たっていないので、水墨画のようです。裏山の竹林に雪が積もって、竹が大きくしなっています。連れ合いが薪ストーブをたいたのでしょう、その煙がたなびいています。　　朝日が当たり始めた、雪のスギ林の風景です。花粉の胞子で茶色くなったスギの葉に雪がかぶって、その色合いが美しいですね。スギの三角の尖った形が印象的です。　　「涼風の里」から見たこの集落の景観も、美しいですね。雪をかぶった集落が朝日に映えて、周囲の景色に調和しています。　　寒かったですが、楽しい早朝の散歩でした。薪ストーブがアッタカーイ！　　もう９時過ぎですが、太陽の陽射しに当たって、ほとんどの雪が解けてしまいました。あの感動の風景は見られないのです！　早朝に散歩してヨカッター！

  March 7, 2008

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  我部落の北の集落、菅沼を散歩しました。きれいなお寺、楽法寺を発見！

  　　昨日も天気が好かったので、ボクらが住む部落の北のほうにある菅沼地区を散歩しました。幅広い谷間に、田んぼが開け、山すそに集落が展開するのどかな里山風景です。谷底の道がメインな道路ですが、そこはいつも通る道なので面白さがない、と山道に入ってみました。びっくり！！　ひっそりとですが、とても美しいお寺と出会ったのです。菅沼山楽法寺というお寺です。　　山門の前に立てられた石仏が、とても素朴なのです。村の人の信仰を集めているのでしょうね。　　その山門を見上げると、見事な彫刻が施されていました（下の写真）。こんな見事な彫刻には、しばらく出会ったことがありません。おそらく、熟練の宮大工が精魂込めて作ったのでしょう。木材の風化の程度から、おそらく築後100年以上経っていると思われます。    　　境内には、イチョウの巨木がそびえていました。見事な枝ぶりで、秋には黄色に映えることでしょうね。　　知らない土地を歩くのは、何かと発見があり、面白いです。知らない道をこまめにあるこことが、新しい発見につながるのでしょう。　　次回は、菅沼の里山風景を報告しますね。  

  March 5, 2008

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  ボクの住む部落も美しい里です！のつづきを！

   　　ボクが住む部落の里山風景をご紹介しましたが、そのつづきです。　　上と右は、僕の家の裏山を越えたところにある農家です。萱葺き屋根にトタンの覆いを施した大きな家ですね。真っ黒の色が印象的です。　　屋根の側面の飾りは、家紋でしょう。あまり見たことがない家紋ですが、何というのでしょうか。  　　そのすぐ近くに、上のような家紋を飾りにした農家がありました。鷹羽（鷹の羽）という家紋だと思います。　　となりのお宅には、母屋から離れたところに立派のお蔵がありました。 

  March 3, 2008

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  ボクらの住む部落は美しい！　

  　　寒い日が続き、昨日も雪が降りましたし、今日も、朝起きたら一面の銀世界。毎日寒いので、このところしばらく散歩もしていない状態でした。ボクの師匠のＳさんからは、「森楽さん、もっと歩かないと、体がなまっちゃうよ」と言われて、寒かったのですが散歩しました。 　　意外にも、ボクの住んでいる部落も、美しい里山の風景があるので、今日はわが村の散歩と決めました。出たとたんに、わが家の庭のマンサクが、満開になっていました。２０日のこのブログで、咲きはじめたマンサクを紹介しましたが、右のように満開になっていたのです。季節は確実に春なのですね。 　　　上の写真は、わが家の裏山から見た部落の風景です。田んぼが白っぽく見えるのは、雪のためです。雪の里山も、いいものですね。　　　右は、すぐ近くにそびえるように立っている落葉の巨木です。見事な枝ぶりですね。夏に葉が生えているときに調べたのですが、何という樹木か分かりません。右下のトタン屋根の家屋と調和して、実に美しい風景で、ボクらが大好きなところです。         　　ある家の庭に、モクレンがツボミを膨らませている光景に出会いました。開花はまだ先ですが、春の近さを感じさせてくれます。       　　散歩を終えて家に帰る頃、空にはトビが舞っていました。ボクの真上を旋回しています。それを撮ったのが下の写真です。この近くに巣があるらしく、毎日のようにわが家の上に飛んできます。春はまだですので、ピー、ヒョロヒョロー、という鳴き声は聞けませんが、・・・・。 

  February 27, 2008

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  美しい集落に出会いました！　風情のある古い鞘堂が！

  　　昨日は寒風が吹きすさぶさむーい日でした。寒さに震え上がりましたね。今日も寒いですが、昨日ほどではないようです。快晴で、昼間はあたたくなりそうです。　　ところで、里山の風景を続けていますが、今回は田原付近で出会った美しい集落の風景を載せます。下のように、山すその谷間に、数軒の立派な家々がある、美しい集落でした。どれも立派なお宅で、みなお蔵を伴っています。　 　　そのうちの１軒のお宅が右の写真です。建てられてまだ年月がたっていないのか、家全体が美しい建物です。左側には、美しいお蔵も建っています。　　上の写真の右端に見えるのは、弘法堂のような宗教的な祠（ほこら）のようです。その前には、古い石像が幾つか立てられており、風情のあるものでした（下の写真）。おそらくお堂の中には、もっと立派な石像が安置されているのかもしれません。鍵がかかっていて中は見えませんでしたが、・・・・。   　　写真を撮っている近くに、右の写真のようなツグミが田んぼの中に下りてきましたので、思わずシャッターを切りました。田んぼの稲の切り株と似た色なので分かりにくいですが、これもきれいな鳥ですね。白いお腹に黒まだらが混じっていて、羽が茶色がきれいです。地面の餌をついばんでいることが多いのですが、ときたま頭をぴょんと上げて周囲を見回す動きが特徴のようです。　　こんな出会いも楽しいものですね。 

  February 25, 2008

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  この村にはお蔵のある家が多いのです！　豊かなのですね！　それがきれいです！

  　　里山の風景のつづきです。今日は、きれいなお蔵をお見せしましょう。　　ところで、その道すがら、大きなマンサクの木に黄色い花がいっぱい付いている風景を見ました。我家に生えているマンサクよりも開いていますが、これはもっと開いていました。開花が早いのでしょうか。見事です。青い空に黄色の花はさえますね。　　さて、お蔵ですが、この村にはお蔵を持っている家が多いように感じます。この村は豊かなのでしょうね。おそらく、先祖伝来の宝物が入っているのでしょう。その蔵が、見事に家並みに調和していて美しいのです。白い壁に、立派な瓦屋根、格子の板張りの壁、灯り窓、それぞれ美しいですね。         　　普通は母屋と対になっているのですが、上の写真は母屋から離れたお蔵だけを写しました。　　下の写真のように、母屋の建物と対になったお蔵を同時に写すと、より一層美しく見えますね。  　かつて香嵐渓の足助屋敷で見たことがありますが、これらの蔵の壁は、何層もの小舞（こまい、細い竹を格子状に編んだもの）に土を塗りこみ、外側を漆喰で塗り固めているのです。厚さは３０ｃｍ以上にもなります。とくに防火のために、こんなに厚い壁にしたのですね。おそらく、大変お金がかかっただろうと思います。ですから、蔵お持つ家はお金持ちだったのでしょう。

  February 23, 2008

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  里山の風景。今日は川の風景をご紹介します！

  　　昨日は久々に暖かく、ぽかぽかの小春日和。カメラ片手に里山の風景を写すために外に出ました。美しい里山の風景をたくさん撮ってきたのですが、今日は、川の風景をご紹介します。　　右は、ボクらのいつもの散歩道の先、開成地区の川の風景です。この季節は、河川敷の草がきれいに刈られ、落葉した雑木林の山の間を、ゆっくりと川が流れています。新緑の頃は、雑木林の鮮やかな緑と川の風情は素晴らしい景色なのですが、冬の景色も美しいですね。　　遠くに大きな木造の建物が見えますが、洋風のログハウスです。ひときわ大きな建物で、三階建て。この地区は、温室やビニールハウスで広く花の栽培が行われています。その洋風の建物から、よそから移り住んできた、花の栽培農家なのかもしれません。びっくりしたことに、広い庭には、ヤギを飼っていました。その数、何と１０数頭。長いあごひげを貯えた親のヤギから子ヤギまで、のんびりと草を食べていました。とても可愛いのです、下の写真のように。  　　上と右は、さらに上流の風景です。なだらかな丘陵の間に広がる低地を蛇行しながら流れる川の風景は美しいですね。遠くに見える農家のたたずまいが、風景と実に美しく調和しています。　　土手に生える樹木は何の木でしょうか。サクラと見ましたが、サクラのシーズンはさぞかし美しいでしょう。春にこの地を訪れるのが楽しみになりました。

  February 22, 2008

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  里山の風景、つづき。　

  　　里山の風景のつづきです。上は、南となりの集落の大きな古い農家を撮りました。萱葺き屋根にトタンを張った農家です。大きいですね。ボクの家の４倍くらいの面積はあるでしょうか。　　もっと南の中学校付近を歩いていたら、下のような風情ある農家の門を見ました。古い旅籠を思わせるような二階のある建物ですが、農家の大きな門なのです。門のアーチがしゃれていますね。門の中には入りませんでしたが、さぞかし立派な母屋があるのでしょうね。 

  February 13, 2008

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  古い農家のつづきです。里山の風景は美しいですね！

  　　土日は平野の方でも雪が積もりました。こちらも積もりましたが、それはどの積雪はありませんでした。　　外に出られませんので、前に撮った写真で里山の風景のつづきをお見せしましょう。　　ボクらが住んでいる部落に南の部落の風景です。上は、きれいなトタン屋根がきれいな農家ですが、防風林に囲まれた孤立した風情がいいですね。屋根の上のほうの飾りは、「井桁に水」でした。　　右は、遠くから望遠で取った古い農家の風景です。周りの色とりどりの森に囲まれているのがきれいですね。赤茶けているのは、花粉の胞子で色づいたスギの木です。黄色の木はヒノキでしょうか、ヒバのようなものでしょうか、分かりません。冬真っ盛りの、美しい里山の景色ですね。          　　もっと南の集落に行ったら、おそらくトタンにペンキを塗ったのが新しいのでしょう、大きな立派な農家に出会いました。その屋根の上のほうには、「三つ巴」の飾りが付いていました。三つ巴というと、家紋ですよね。家紋をこんなところにもつけるのですね。こんな風景を見ると、家の飾りも防火の目的だけではないようですね。全体の色合いが、とてもきれいです。　　下はさらに南の中学校の上にある集落で見つけた古い農家です。ここでは、緑色のペンキが塗ってありました。それぞれに色とりどりで、きれいなものですね。ここの飾りは、やはり「井桁に水」でした。 　　今は真冬ですが、この里山の風景が季節とともに変わっていきます。その変化を追い続けてみたいと思います。 

  February 12, 2008

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  古い農家の建物は美しい！　萱葺き屋根をトタンをかぶせているのですが、それが色とりどり！

  　　昨日は天気が良かったので、里山の風景を写しに、カメラを担いで出かけました。前にも写したように、集落の風景も、新しい建築の住宅が多くなって、古い農家の建物が少なくなっています。萱葺き屋根の家が実際に使われているのを、この村では見たことがありません。昔は、何年かごとに村中の人が出て萱（カヤ）の張替えを行っていたと言いますね。萱葺き屋根の農家は、ほとんどその上にトタンを張って腐るのを防いでいます。トタンなど風情がないと思われるかもしれませんが、とてもきれいなのです。この村の幾つかの農家のトタン屋根を写してきました。       　　上は、ボクに家の隣のお宅。前の果樹に邪魔されて見にくいですが、とても大きな農家で、となりに崩れかかった蔵があります。この付近の古い農家は、蔵を持っていることが多いですね。この地方は豊かだったのかもしれません。向こう側に回ると、右のような屋号あるいは家紋のようなものが見えますね。このような家には、みな同じような飾りがついています。また、このような家は、写真に見るようにほぼ45度の急勾配の屋根です。萱葺き屋根の勾配も同じなのでしょうね。　　上は、南の部落で写したトタン葺きの農家です。 ブルーと白のコントラストがきれいですね。屋根の側面には、前の写真と同じような家紋？がついています。 　　右はやはり隣の部落のトタン屋根の農家。こちらは、屋根の色がえんじ色というのでしょうか。カラフルできれいです。 　　屋根の側面の家紋？は、井桁の中に「水』の文字が描かれています（下）。図柄としてシンプルできれいですね。そういえば、僕のとなりに家も、井桁ではないですが、中に「水」の文字が書いてありました。            　　ボクの疑問は、こんな装飾をどうして作ったのか、ということです。井桁に水、井桁も井戸水に関係がありますし、中に水が書いてあることから、防火のおまじないにこのような装飾をつけたのではないか、というのが一つの仮説。というのは、萱葺きというのはストローハウスのようなもの、火事になったら燃えやすいので、火事を防止する目的ではないかと思うからです。　　もう一つの仮説として、もしかしたら、代々伝わっているその家の家紋かもしれません。でも、あまり見たことのない家紋ですよね。　　なぞは深まるばかりですが、やはりその辺は、家の持ち主に聞いてみないと分かりませんね。  

  February 9, 2008

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  村の風景は美しいですね！　梅の開花が間近です！

   　　上は、ボクらの住んでいる部落の南の方の風景です。集落のただ住まいが美しいですね。　　右は、上の写真を撮った田んぼの脇に梅が植えられており、そのつぼみがこんなに膨らんで、開花が間近であることを教えてくれました。　　毎日、寒いですね。春が待ち遠しいですが、もうじきです。　　風邪もすっかり治りました。連れ合いが作ってくれた薬？が効果があったようです。大根を生切りにし、それに蜂蜜をかけると、大根の汁が蜂蜜に溶け、それを飲むと喉の痛みにとても効く、というのです。半信半疑でしたが、試したら効きました。甘さをじっと我慢して、お茶などを飲まないようにするといいのだそうです。民間療法というのは面白いですね。

  February 7, 2008

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  日本の人里の風景は素晴らしい！　これからこの村の里山の風景を切り取りたい！

  　　これまでは自然といっても、その動植物を中心に紹介してきたのですが、考えてみれば、この村は典型的な「里山」です。その里山自然を紹介してきたことになります。しかし、里山の風景という視点から紹介してこなかったのではないかと思います。　　里山は、人里、つまり人々が長い年月をかけて、農作業などを通して自然と向き合った結果、日本独特の人里の風景が培われてきました。田んぼや畑が広がり、その周りには農村集落が広がっています。川があり、それに流れ込む小さな水路網ができており、山には雑木林や人工林があり、農作業に必要な竹林がいたるところにある風景、これを里山の風景と呼ぶことにしましょう。これは、他の国には見られない、実に日本的な、日本の原風景と思われる美しい風景です。かつてヨーロッパの自然と文化について、ヨーロッパ旅行で紹介したところですが、そのどこにも里山の風景は見られませんでしたね。　　こんなことを考えたのも、この村の里山の風景がボクは大好きだからなのです。この日本的里山も、近年、次第にその美しさを失いつつあります。大きな工場や近代的なビルが建ってしまったり、、高速道路が貫通してしまったり、無秩序に温室ができてしまったりして、美しい風景が台無しにされていくのは見るに忍びない思いでいます。でも、この村にはまだまだ里山の風景が残されています。そして、季節ごとに変わっていきます。それを切り取ってみたいのです。　　ようやくですがボクは、切り取るに必要なカメラを手に入れました。ボクのおもちゃですね。どれだかうまく切り取れるかは、カメラの腕前がものをいうでしょうね。　　先ずは、ボクの住んでいる部落から始めましょう。　　この部落では、どの家でもナンテンの木が植えられています。そして、冬になると、真っ赤なナンテンの実がなります。その赤が印象的です。普通は葉は緑なのですが、ここでは葉まで赤いのです。なぜなのかは分かりません。　　下は、部落の北のほうの風景です。広い田んぼが広がり、山すそには集落が点在し、そこに県道が走っています。どこにもある里山風景ですね。山はスギとヒノキの森ですが、この季節はスギの木の胞子が膨らんで赤茶けた色をしています。集落の背後には竹林がありますね。  　　南の方は、右のような風景です。ビニールハウスが少々邪魔をしていますが、典型的な里山の風景です。右の方に大きな屋根の家が見えますが、この辺の家は皆大きいのですね。萱葺き屋根だったのですが、今はそれにトタンをかぶせています。　　今後、上のような里山風景の話題を交えながら、ブログを書いてみようと思います。

  February 4, 2008

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