カテゴリ:語学全般
フランス語は日本語よりも時制が細かく分類されています。
現在使われている日本語は完了形はあまり意識されていませんが、古語では完了形が意識的に使われていたはずです。 大学時代の授業で聞きかじった程度の記憶なので曖昧ですが、そうだったはずです。 半過去、大過去、複合過去と過去とつくものでフランス語で現在使われているものは三種類。 どうも整理がつきません。 さらに、今ではほとんど使われていない直説法の単純過去、前過去まであります。 直説法の単純過去は歴史の記述などで使われるようなので、やはりフランス語の本を読もうと思えば勉強しておかざるを得ません。 フランス語の過去形三種類を日本語に置き換えてもなかなか整理がつきません。 だって日本語では 「わたしたちの先生は遅く着いた。電車に乗り遅れたのだ」 と過去形だけで話しているんですもの。 上記例文はフランス語だと以下のようになるんです。 「Notre professeur est arrvé en retard:il avait manqué.」 一文目は複合過去、二文目は大過去を使っています。 大過去は過去の出来事のそのまた以前に起きた出来事を表します。 日本語では過去形だけですんでしまいます。 英語だと大過去がありました。had+過去完了形です。 こうなるとフランス語を英語で勉強することの意義が見えてきます。 久松健一のテキストを見てみました。 英語がわかればフランス語はできる! の93ページに時制が一覧表になってまとめてありました。 過去完了形が覚えられないので、フランス語の時制でとてもこれから苦労しそうな気がします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[語学全般] カテゴリの最新記事
|
|