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カテゴリ:コスコジについて
独立して何年も後にわかったのですが、僕は曲や絵や建築など自分にしか表現できないものがある人、形にできる人が羨ましかったんですね。
そういった才能が全くなかったし、絵がかなりうまかった兄の影響があったのかもしれません。 だから有名になりたいとか、お金持ちになりたいから独立したのだと自分のことを思っていたのですが、そうではなかったんです。 いかに自分を表現するかってことには必死なのに、どうもお金をたくさん稼ぐって事にモチベーションが上がらないのは、きっとそれが理由だったんですね。 そういう意味では独立した瞬間にそれは満たされたのだと思います。 自分にしか表現できないコスコジが目の前に出来上がったのですから。でも表現するだけでなら幼稚園児の落書き帳でもできます。 大切なのはそれをお客さんや社会から評価され支持されないと続けられないってことです。 商売は「自分のやりたい事」と「お客さんのして欲しいこと」を線で結んで、そのちょうど真ん中でやらないとうまくいかないんですよね。 自分により過ぎても、お客さんの方に行き過ぎてもだめ。右往左往しながらその真ん中を見つけるのに僕は5年以上は掛かりましたが、その後は商売がよりやりがいあるものになりました。 そして、今、僕が幸せなのは「僕しか表現できないもの」から「僕らしか表現できないもの」に変化していることだと思います。 一人でも欠けたら今のコスコジは表現できない。そう思えるような仲間に出会い、日々を進んでいけることは本当に感謝だと思います。 僕らしか作れない笑顔をこれからも創造していきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.08.13 17:11:23
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