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カテゴリ:コスコジについて
20代の頃はずっと組織にいましたが、組織にいると「舞台」は会社が作り用意してくれて、その舞台で踊る事に専念できたんですね。
もちろんそんな中でもうまく踊れない人もいましたが、僕は比較的上手に踊れる方だったと思います。そして、その自信が下支えになり僕は独立をした。 ただ独立すると「舞台」も自分で作らないといけなくなったんですね。そうすると踊る事だけに集中する事はできなくなりました。舞台を作り、ストーリーを考え、演出もする。また舞台を維持するにはお客さんを集めて見ていただかないといけない。とにかくお金が必要でやることが膨大になったのです。 だから余計に思ったような数字がとれず、僕は本当に自信を失いました。 正直、それからの僕はボロボロでした。最初に赤字が長く続いたひとつの要因もそこにあったと思います。 そうゆう意味で僕はすごく空っぽで、中身がなかった。うまく行かない時は会社や組織のせいにして、数字がいい時は自分のおかげとしていましたから。 だから僕は少しまともになり本当の自信を深めたのは独立後だと思います。 子供が親を育てるように、事業そのものが経営者を育てる事ってあると思うのです。 経営はキツくてしんどい。だけど奥が深く、学びも多く成長できる。そして真剣にやればやるほど面白い。 人生を賭けてやる甲斐があるものだと今は思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.07.05 08:40:10
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