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興國舎人
サラリーマンwの毎日のランチの勝手な感想。土日祝日出勤しないwからお休み。週日はなるべき書きます。
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北海道出張、空港「ラーメン道場」で食べたのは「あじさい」の「塩函館拉麺」、あっさりで一日二食も可能?
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せっかく北海道にきたのだが、ランチの部は残念ながら落ち着きがなく、味わう時間が少なすぎた。その未練もあって、帰りの千歳空港でもラーメンとあいなった。最近ラーメン屋が集まってるラーメン横丁型の場所が大流行だが、この空港にも「ラーメン道場」がある。7,8店の出店で北海道各地のラーメンがお好みで食べられる。僕のチョイスは「函館ラーメン」であるが、これは札幌はまた来るけど、函館はもう行かないかもしれないと言う単純な理由と、先日僕のBBSで「あじさいが絶対いい」のお奨めのせいでもある。
実は食べてみて記憶が正しかったことが解ったが、僕は数年前このラーメンを同じ場所で食べている。それと、ひょっとしたら東京大丸の北海道物産市場で「あじさい」が臨時出店でもして、その時食べたような気がするのだ。なんしろ、塩ラーメンと言ったら、僕はこれしか経験がない気がするのと、味もさっぱりだが、見た目までさっぱりな透き通ったスープが強烈なアイデンティティを主張している(大分異なるかもしれないが、四ツ谷の「こうや」のラーメンが親戚みたいな気がする)。
最初からメニューで言う「塩函館拉麺」に決めていたのだが、メニューを眺めていたら「お奨めは塩ラーメンです」と奨められた。実はメニューで一番安いのがこの「塩函館拉麺」¥700で、それを奨めるのはかなり良心的な気がした。まぁそれくらい有名なんであろう。スープがまず他所では見られないスープだ。これ以上ないほどのあっさり系で、多分昆布とかの出し汁の塩味に軽く鶏がらとか、動物系を加えた感じである・・・迂闊に知ったようなことは言えないが。
と言うのも、店内に張ってある新聞記事では、「あじさい」は60年の歴史を誇るらしく、現在の店主も若い頃から、スープの灰汁取りばかりやって来たとある。これは思った以上にいろいろ手をかけたスープなのだろう。見かけは他のスープにない透明感で器の中が全て見えてしまう感じなので、誰でもできそうなスープに見える。でも実際は何とも言えないコクというか、クセになりそうな味があり、日に二回食べても飽きが来ないような、あっさり味なのである。コクがあって、あっさりと言うのは矛盾してるのかも知れないが、ボキャ貧だとこんな表現になってしまう。
こう言うスープはネギは必須だが、それを重視したような、新鮮な感じのするネギが丁寧に盛られている。ふと思ったのだが、函館は日本が開国した時の3つの外国領事館の一つだ、それが影響してこんな(受け止め方によっては)洋風なスープが生まれたのではないか・・・考えすぎだろうが、そんな気すら起きる、他にはない塩味スープである。そう思うと、60年の歴史もむしろ短かくて、もっと前からスープだけは工夫されていたのでは、そしてどこかでラーメンと結びついたのでは・・・なんて想像が広がって行く。
麺は細めで素直な感じの麺で、食べやすい。これとスープを合わせて考えると、何杯食っても飽きない感じだ。少なくとも、ラーメンでよくある現象「後で腹がもたれた」って感じには無縁な感じである。チャーシューも長年の研究なのか、他店とは大分感じが異なる。ラーメンなのに3,4枚もチャーシューが入っているが、かなり薄切りで、眼が悪いとハムに見えてしまうかも知れない感じである。あまり僕好みではないが、これもまた「あっさり」で主張を通してる意味があるのかもしれない。時々ある厚過ぎるチャーシューは確かに、食べるてるとげんなりして来ることがあるからだ。
と言うことで、今回は再度「あじさいの塩ラーメン」の独特の美味さを確認した結果になった。またいつか食べる時も、これぞ函館塩ラーメンと思うに違いない。
ただ一つ気になったのは、このラーメン地元でも¥700なのだろうか・・・。ちょっと高い気がするのである。張り紙の新聞記事では、「あじさい」の暖簾わけの店で「青龍軒」だか忘れたが、そこが函館では¥430のラーメンを出しているとあった。「あじさい」も¥600ぐらいで楽しませてくれると嬉しいのだが。
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