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C級ランチ食べ歩記

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Nov 25, 2004
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カテゴリ:ランチ



札幌で別の味噌ラーメンも試してみました、麺工房千寿¥650、なかなか洗練された味な気がします

少し書くのが遅くなったが、札幌では4杯ラーメンを試みた。これはその一つである。
ちょっと意地みたいな感じだが、忙しいとは言え、札幌に4日も滞在した以上、味噌ラーメンを「すみれ」以外にも試したくなったのである。「欅(けやき)」「てつや」「五丈原」「山桜桃(ゆすら)」とんでるかずくん推薦の「玄咲」等を候補にしていたが、今日書くのは「麺工房千寿」である。寡黙な感じのご主人とサービスが丁寧な好印象の奥様の夫婦?二人でやってる感じのよいお店である。場所は北一条西8丁目ぐらいで、飲食店の場所としては少し淋しいかなって感じのところである。

その前に昔懐かしい「ラーメン横丁」に行ってみた。しかし閑散としていて、どこも殆ど客がいない、何故か「ひぐま」だけに行列ができていたが、これも何か団体の観光客が偶然に来ていた感じである。以前パリの「ひぐま」のことを誰かへのレスで書いた憶えがあるが、ラーメン横丁自身、ネットなどで見ても、全然話題になっていない。他のお店でも「・・・時計台ラーメン」とか味噌ラーメンの元祖とか言われる「味の三平」なども、ネット情報ではあっても酷評されているだけである。時代は変ったのだろう。
 
その点この「麺工房千寿」は新しい店で、人気急上昇中のようである。タクシーの運転手さんの話では、最近の札幌の人気は(僕は始めてでビックリしたが)「すみれ」「てつや」のようなこってり系味噌味のようで、その運転手さんも言ってたが「こってり系が苦手だと、(札幌ラーメンでなく)あっさりした醤油ラーメンや塩ラーメンに反動で行ってしまいます」と言った状況のようである。「千寿」はその点、結論的な言い方をすると、味噌ラーメンで、脂味(ラード?)を使ってはいるが、不思議とあっさり味なのである。以前も「あじさい」の時書いた「あっさりだけどコクはある(矛盾?)」のタイプで、「あじさい」は塩ラーメンが有名なので、全く別の「あっさり&コク」があるタイプでもある。やはりラーメンは広い・・・。
 
このお店「すみれ」系と言うか、「すみれ」で修行した後にオープンしたらしい。それを知ると確かにそんな気がするが、前回の「すみれ」は強烈過ぎて、普通には同じ系列とは思えないスープ味である。味噌も脂も両方とも均等に薄くしたと言えばよいだろうか?でもそれにしてはコクがあるというか、結構主張を感じるスープ味である。よく言えば、「すみれ」が素人向けに誰でも解るように強調してあるのに対し、悪戯な強調はやめて、本質は変えずに全体でさりげなく良い部分を表現している気がするのである。スープを飲んでいて、そんな感じがした、なかなか美味いではないか・・・と。ついでながら東京の味噌ラーメンの「みそ膳」などはラーメンの中に味噌を突っ込んだような、如何にも味噌ラーメンて言う感じであるが、ここのは意外と直接には味噌を感じないのである。これも好み次第だが、なかなか面白いと思ったものである。

スープの話に偏り過ぎたが、ラーメン全体としての特徴は、まずネギがしっかり入ってることだ。ねぎラーメンとまでは言わないが、普通のラーメンよりネギが量が多く、生っぽいまま入っている。これは人によって好みは異なるだろうが、僕は好きなタイプである。そしてチャーシュウだが、とろけるように柔らかく美味いだけでなく、これも相当の量である。申し訳程度の量ではない、チャーシュウだけでも結構楽しめる量だ。そして味付け玉子、これも半熟型で絶品だった。何が絶品か・・・ちょっとサイズが小さいのである。推測だが、小さいけどいい玉子を使っている気がする。黄身がしっかりした味で「中身が濃い」って感じである。そして麺はさほど個性はないが、平均的な北海道味噌ラーメンの黄色で中太のしっかり麺である。こうやって総合的に書くと¥650ではかなり行けてるのではないだろうか。東京でもオープンして欲しいようなお店である。
 
ということで、「すみれ」ほどの強烈な印象は残らなかったが、「千寿」もきっとずっと記憶に残りそうなお店であった。ついでながら「欅」に行った時の事件について書いておく。「欅」は南六条3丁目仲通りと、場所的にすすき野で環境が悪いことは覚悟していた。各種呼び込みが多すぎる。用心はしていたのだが、最後の場所確認で地図をポケットから取り出した直後だった。若い茶髪の男が「もっといい地図が・・・(不明)」と言いながら、走って近づいてきた。「いや結構」と言う仕草をしようと思った瞬間、別の男にぶつかられた。危うく転ぶところだったが、無事だったのと、何もすられたりしなかったが、男らは「(失敗・・・)」みたいなセリフを吐きながら、急ぎ足で去っていった。本当に不愉快極まりない。観光立地の北海道、その中心の札幌、その一番賑やかな場所でこんな目に遭うと印象が悪いことこの上ないのである。近くの「すすき野交番」は「・・・に気をつけましょう」とスピーカーで流しているだけで、これがまた不愉快、そんなことはとっくに知っている。それでも事件が起こる根本を考えて欲しい。多分、今後の僕の札幌像には強く影響しそうな事件であった。






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Last updated  Nov 26, 2004 06:24:44 PM
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